運命の出会い 6 | TRIQUETRA ~Tributary Zone~

TRIQUETRA ~Tributary Zone~

2代目のブログです

その日、家に帰ってから私は、

「タイムパラドックス云々」の本を、

ちょっと、パラパラとしてみた。。。

 

 

今更ながら、思うけど。

 

ホント。。。

あの時、書店で中身も何も確認せずに、

買ったんだね。その本。。。

 

 

だから、家に帰ってきて、初めてその

内容をチラッと見た時、、、

 

その本を購入してしまったことを、

即、後悔した。。。

 

 

だって。。。

 

その本は、もう、本当に、、、

 

「????」

 

・・・以外、何の感想も出ないくらい。

 

当時の私にとっては、

難解すぎる内容の本だったから。。。

 

 

けれども。

 

学生時代、なけなしのお小遣いで

買った本。。。

 

だから、読まないともったいない。。。と。

そう思った記憶がある。。。

 

 

そして。

一度読むと決めたのだから、絶対、

意地でも最後まで読むぞ~~

 

・・・みたいな(笑)

 

 

そんなバイタリティーが。

あの頃の私には、まだあった。。。

 

 

 

あの頃。。。

読書タイムは、ほとんどが、

通学の電車の中だった。

 

 

その本も、いつものように。。。

 

朝、学校に行く電車の中で、

読んでいた。。。

 

 

それは、、、

あの本を読み始めて、2、3日

経った頃だったか。。。

 

その日、私は。。。

ドアのすぐそばに立っていたのを

覚えてる。。。

 

 

結構な満員電車で。。。

自分のスペースは、ほんの少ししかなく。。。

 

学校のカバンは重いしで。。。

 

だいぶストレスがかかるような

状況の中だったけど。

 

あの頃の私は、、、

もう、そういうのは毎日のことで、

すっかり慣れていた。。。

 

だから、、、

そんな中でも、平気で本なんて

読めてしまったのだろうな。。。

 

 

 

難解だったその本は。。。

 

数行読んでは、ワケが解らなくなって戻り。

また数行読んでは、戻り。。。の繰り返しで。。。

 

たった1ページ読むのに、

どれだけ時間がかかってるの?

 

・・・ってくらい、読書の進みは、

亀の歩みだった。。。

 

 

内容をまったく理解できず。。。

ただ、活字を目で追ってるだけ。みたいな。

 

そんな感じで読んでいた気がする。

 

 

そんな中。。。

 

かすかだけど、覚えていることがある。

 

 

そこには。

 

「タイムトラベルは可能か?」

 

みたいな話が書かれていた。。。

 

 

・・・気がする。。。自信ないけど。。。

 

 

で、そこには。

 

タイムトラベルをするためには、

時間の跳躍もそうなのだけど、

空間も跳躍する必要がある。

 

だからまず、時間よりも先に、

空間をワープすることは可能なのか?

ってところから、考察していく必要がある。。。

 

みたいな。

 

 

そんな話があった気がするの。。。

 

 

でね。

 

そこに、例の「図」が登場したの。。。

 

 

点Aと点Bがあって、

ふたつの点が直線で結ばれてる。。。

 

その直線を歪めることで、

点Aと点Bが近づき、最終的には、

一点に重なる。

 

 

そういう、、、

とっても、シンプルな図が、

そこに描かれていた。。。

 

 

その図はつまり。。。

 

A地点とB地点の間にある

空間を歪ませることができれば、

その瞬間、AとBは同じ位置になり。

 

よって。

ワープは可能になる。

 

っていうことを、説明した図。

 

 

図は、とってもシンプルだったけど。

 

そして、今の私は、こんなことを

書いてはいるけれども。

 

 

当時の私には、そういうの、

意味不明だった。。。

 

 

その図を何度も眺めてみても。。。

 

図に関する説明を、なんど読んでみても。。。

 

一体、何を言ってるのか、、、

全然解らなかった。

 

 

********

 

 

だいぶ大人になってから。。。

ふと、気づいたことがあった。。。

 

 

「科学用語」を、「それそのもの」ではなく、

「象徴用語」として捉えてみると。。。

 

なんだか。

物理学者たちが言ってることが、

急に解りやすくなるなぁ。。。って。

 

ある時、思ったの。。。

 

 

でも。

今思えば、あの時の私は。。。

 

その本に書かれていることを、、、

頑張って、頑張って。

 

頭だけで理解しようとしてた。。。

 

 

だから。。。

 

読めば読むほど、頭がグルグルに

なっていったの。。。

 

 

でもね。。。

 

逆にそれがよかったんだ。。。と。

のちのち、解ることになった。。。

 

 

 

それが、「引き金」になったのだと。。。

 

その「グルグル」がね。。。

 

実は、、、トリガーだったんだ。。。と。

 

 

********

 

 

あの時、あの本に書かれた、、、

 

ワープがどうの。。。とか。

タイムトラベルがどうの。。。とか。

 

そういうところを読んでいるうちに。。。

 

頭はグルグルになって、

何も理解できないのに、、、

 

でも、同時に深いところがザワザワとなってきて。

 

 

「あぁ。。。私、このことを知ってる。。。

これ、本当は解ってる。。。」

 

 

・・・って。

 

そういう感覚が、、、

強烈に湧き上がってきたの。

 

 

でも。

自分が何を知ってるのか。

何を解ってるのか。。。

 

 

それを、頭で解ろうとしても、

全然解らないの。。。

 

 

だから、頭の中は。

どんどん、混乱していく。。。

 

 

自分は、なんでこんなになってるの?と思って、

また、本を読み返してみる。。。

 

でもやっぱり、、、

相変わらず、全然理解できない。

 

 

理解できないのに。

何が書いてあるのか、本当に、

全然解らないのに。

 

でもまた、深いところが、ざわつく。。。

 

 

「これ、知ってる。

これ、解ってる」

 

 

・・・って。

 

 

さっきまで、しっかり覚えていた夢が。。。

 

それを誰かに話そうとした途端に、

サーッと流れ散っていってしまい。

 

思い出せそうで思い出せない、みたいな。

 

あんな、気持ち悪さ。

 

あれの、強烈版のような感覚だった。

 

 

「なんだっけ?なんだっけ?なんだっけ?

私は何を、知っていたんだっけ?」

 

 

・・・と。

 

 

外から見たら、全然普通に見えていただろうけど。

その時内側は、大パニック起こしてた(笑)

 

 

もしこの状況が、

今の私に起こったとしたら。。。

 

 

「私、、、ひとりで何やってるんだろう」

 

・・・って苦笑いしながら。

 

すぐに、我に返ってしまうだろうと思う。。。

 

 

そういう状況を。。。

すぐに、手放してしまうだろうと思う。。。

 

 

 

けど。。。

 

まだまだエネルギーに満ち溢れていた

当時の私は。。。

 

 

そういうことで、

自分を笑ったりはしなかった。。。

 

解ろうとすることを、

すぐに諦めはしなかった。。。

 

 

そうやって。。。

 

思い出せそうで思い出せないものを、

必死で思い出そうと頑張っていたら。。。

 

 

突然。

意識が飛んでしまったの。。。

 

 

チャンネルが、、、

切り替わったみたいに。

 

 

 

********

 

 

 

つづく