サロンには、いわゆる<観える><感じる>能力が優れたお客様がいらっしゃる事があります。
レイキヒーラーでもあったあるお客様に、私が
「そんな素晴らしい力があるんだから、ヒーラーとしてデビューしちゃえばいいのに」
といったところこんなお答えが返ってきました。
<観える>から怖いんです。
見た目は普通にしているのに、心の奥にとても恐ろしいモノが観えるときがある。
そんな恐ろしいモノを私には怖くてどうすることも出来ない。
その方は、まだ若い時その力のコントロールが出来なくて、大変苦労されたそうです。
また、自分の能力を活かしてヒーラーになろうかと思案中の他のお客様も
「相手の変なエネルギーをもらってしまうのではないか?」
と気にされていました。
なるほど。。。。
幽霊も見える、感じるからこそ怖いのであって、何も感じない人には怖くもなんともないですもんね。
もちろん私は、幽霊は全く観る自信がないので、夜のお墓も平気です。
だからといってむやみに心霊スポットなんて行きませんけど・・・。
普通に見える、生きている人間のナニカ恐ろしいモノって・・・。確かに観えたら怖そうです。
また、逆にセッションをしていて何か変なエネルギーを押しつけてしまうのではないか・・・、
と心配された事もあります。
そんな時は笑顔でこう答えます。
「大丈夫です!私、鈍いんで。」
変なエネルギーと呼ぶものがたとえ憑いたとしても、私はそれを取り去る事ができるし、
お返しする事もできます。
それに私はナニカ、特に霊的なものは自分には憑くはずないという強い思い込みもあるので、
憑けない自信もあります。どうせ観えない私には取り憑いたって無駄なのだ。
そして、そんな<観える><感じる>方たちから頂いた言葉。
「初めてトリートメントを受けた時、ものすごいパワーを感じたんです」
「余分なものがこそげ落ちて、スッキリして、透明感が増した感じがする」(9年ぶりにご来店頂いたお客様)
「この空間(サロン)とてもいい感じですよね」」
ああ、ありがとうございます。
最高の褒め言葉です。
<観える><感じる>からこその説得力。
たとえ仕事としてその能力を使っていなくても、もう充分にみなさんヒーラーであり、セラピストです。
私もこんなふうに人を元気に、嬉しくさせ、やる気を出させるようなセラピストでありたい。
癒し系であり、励まし系で嬉し系で背中押し系。