埼玉のふじみ野で、アロマスクール&よもぎ蒸しサロンをしていますアロマージュ のさとこです。
秩父三十四観音巡り
記事のアップがタイムリーではなく遅れていますが、既に結願しています。
ただ、32番の奥の院だけ、行けてなくて。
知る人ぞ知る、ハードな道です。
昨年行ったときは、雨の翌日だったので、どうかなぁ?と辞めて終わりにしたのでした。
それが気がかりで、ずっと行きたい!と思っていた奥の院です。
写真で伝わりますよね?
右にある鎖を頼りに登って行くと、この先に、大日如来様がいらっしゃいます。
情報を見て行くと、気軽に行ったらダメ!とか、覚悟して!とかあるので、そのつもりで行ってきました。
写真の通り、確かにすごいです。
でも、逆にかなり!のつもりでいたので、思ったより大変でもなかったな、というのも本音。
どっちやねん!(笑)
って感じですが、確かに気合いを入れて行くことをおすすめします。
とはいえ、私は普通のスニーカーで行けたし、小学生たちともすれ違ったので、そこまで恐怖を感じなくて大丈夫!です。
自分だけの絶景をこの目でみたい方は、トライしてみてください。
写真よりも、実際の方が広がっていて、最高です💓
★三十二番 般若山 法性寺
山門を入り、階段を登って、本堂へ。
このあたり一体が地層や岩石、地形などの観察ができるジオパークになっていて、観音堂の裏側は無数の穴(ハニカム)が開いています。
タフォニと呼ばれる大きな岩盤だそうです。
太古の昔から、この地に住む人々が、雄大な山々や珍しい岩、自然を大切に守ってきたことが感じられる場所です。
そして、今回はこの先の奥の院へ。
下の写真の岩と岩の間をくぐって行きます。
この入り口からはいります。
緑の中、途中で休みやすみ、のぼります。
爽やかなお天気でしたので、気持ちのよく、時より吹く風が冷んやり感じられました。
頂上近くまで進んでいくと、岩を挟んで右手に奥の院・左手に大日如来、と看板があります。
まずは、奥の院から。船先のような形をしている岩の先に観音様が居ることから、「お船観音」とも呼ばれています。
山の上に来ると、景色がひらけていて、ときより強風で吹き飛ばされそうなくらい。
柵もなく、ホントに自己責任!って感じのところです。怖いくらい。崖です。
そして。
見えました!観音様!
その崖の先にいらっしゃいます。
右側から、観音様の近くまで行けます。
まさに崖の先端!
下をみたら、怖いくらいのところに立っています。
風の強い日、寒い日は、観音様は大変じゃないのな?なんて思うくらい。岩の上にお一人。現世をみていらっしゃる?感じ。
ありがとうございます。と感謝の思いを伝えます。
少し休んで、真ん中に戻り、次は左側の大日如来へ。
途中、小学生を連れたグループに会って、どうだった?とお話し。
下りが怖かった!とか、柵が揺れる!とか…
1人の子は、下りで手こずってしんどそうな顔をしていましたが、みんな無事に戻ってきてました。
その難所が冒頭の写真。
鎖を頼りにここを登る!
写真で見ても、すごいですね。
登り切るぞ!と気持ちを持って…
さらに先を登ると…
いらっしゃいました。
大日如来様。
前に3、4人くらいが居られるスペースがあります。
そうなんです。上った人だけに与えられる自分だけの空間。
岩が屋根になっているような感じのところにお一人でいらっしゃいます。
ここまで登ってきたことを考えると、自然と「ありがとうございます。」という感謝の思いが出てきます。
振り向くと、まさに絶景の一人空間。
独り占めの感覚です。
これは降りる前。左のぐらぐらした柵を頼りに降ります。
後向きで下りるより、前向きで下りた方が怖くないと思います。
奥の院の観音様、大日如来様を拝んで、往復で1時間15分くらいの道のり。
自分だけの絶景♪
トライする価値は十分にあると思います。
行ったり来たりしていまいましたが、TVで紹介された「和味」さん。
一日49食限定の美味しい蕎麦を食べて、星音の湯で温泉に入り、秩父満喫の一日となりました。
秩父三十四観音の特別編は、これにて。
大自然を肌で感じられる32番の奥の院でした。
季節のよいときがおすすめです。
次回は、また続きに戻ります(^^)