●愛犬てっちゃん
こんにちは。柏 智香です。
プードルの愛犬てっちゃんが我が家にやって来たのは、7年前。
以前の職場の同僚が、「飼い主が何回も変わってかわいそうだから、飼ってよ!」と、半ば強引に連れて来ました。
まだ1歳になってなかったと思います。サンダルをくわえてじゃれてたりしてましたから。
あまりの可愛さに近所の子供たち(自分の家に犬を飼ってる)が「散歩させて!」とよく遊びに来ました。
家族もてっちゃんを毎日散歩させていましたから、1日に数回も散歩に連れて行ってもらい幸せなてっちゃんでした。
オスでしたが、まだ幼かったので、すわってオシッコをしていました。
プードルなので、月1回、カットや爪切り、シャンプー、肛門しめ等でトリマーさんのところへ連れて行ってました。
(毎月1万円ほどいったので、人間のエステみたいでした。)
当時、次男は保育園児で、毎日年上の可愛い女の子とべったり一緒にいました。
朝、起きると一番に家の窓を開け「Kちゃ~~ん!」と近所に響き渡る声で女の子の名前を呼んでいた頃、てっちゃんがいました。
あの日は、夫は実家の山へすだちの収穫に行って留守で、次男とKちゃんと私の3人で、てっちゃんをトリマーさんとこへ連れて行ってました。
お手入れが終わり、「てっちゃん、綺麗になったね。」と声かけた時にオシッコをこの日、初めて片足を上げてオスらしく出来たんで、「てっちゃん、凄~い!大人になったね。」と。
喜んでたのも束の間、「ドン!」とドアの外から鈍い音。
トリマーさんの店の前の道路に出た子供達を追って、勢いよく飛び出したてっちゃんは車にはねられ即死。
一瞬何が起こったかわからずΣ(゚д゚;)
虫の息すらしてない、てっちゃんを抱えて動物病院へ。
あとは涙、涙、涙。゚(T^T)゚。
携帯電話で夫に報告すると、信じられない様子でした。
あとからわかったことですが、てっちゃんが車にはねられた時刻、山ですだちをもいでた夫は、三バウンドして、谷底に転落したのです。
奇跡的に無傷でした(ノ゚ο゚)ノ
そのことを近所に住む動物好きのおばちゃんに話すと、
「てっちゃんが、お宅のお父さんの身代わりになってくれたんだよ!一家の主を自分の命と引き換えに守ってくれたんだよ。犬死にとはホントはそうゆう意味なんだよ。」と。
すごく腑に落ちた言葉でした。
その夜は、和室に毛布を敷きてっちゃんの傍で家族で寝ました。
夫も私もてっちゃんの身体を撫でながら「痛かったろうに・・・。ごめんな。」と、泣きはらしました。
次男は保育園児だったので怖がって寄って来ませんでしたが。
あくる日にペットの葬儀屋さんを呼んで、自宅の駐車場で火葬しました。(トラックに火葬出来る釜がついているんです。)
てっちゃん宛に書いた手紙も一緒に火葬してもらいました。
火葬後、49日迄遺影を飾り遺骨をお祀りしました。
そして、50日目に、町全体が見下ろせる山上に行き、木の根っこに埋めてあげました。
それ以来、我が家では犬は飼ってません。
私は毎日、泣いて泣いて泣きまくり、友達にも悲しみを聞いてもらい、ようやく数ヶ月して何とか立ち直りました。
今でも思い出すと辛くなるんで、てっちゃんの写真は収納して、バンダナも首輪も鎖も全て処分しました。
悲しい出来事に遭った時は、徹底して泣くこと。悲しい思いを人に聞いてもらうこと。
思い出の品は処分すること。そうすれば立ち直りが早くなると思います。
リビングの椅子にすわり、ご機嫌さん♩
考え中のてっちゃん
トリマー後、くつろぎ中
我が家へやって来た時のてっちゃん。羊と間違われた(笑)
よく眠れない、気分が落ち込む、やる気がしない状態が続いている。もしかして、うつ病かも? でも、心療内科へ行くのに抵抗がある方。男女問わず受付け致します。
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