子供の頃の夢は保育士だった。でも、絵も下手だしピアノも左右の指が同時に動くので諦めた。大人になった今でも、子供は大好きでよその子供でも気になる。特に傷ついてる子供を見るとほおっておけない。
これは8年前の話。近所にネグレスト(育児放棄)の母親がいた。夜中に大音量で不気味な音楽をかけるは、駐車場で男がエンジンふかすはラジカセを鳴らすは、最後は警察に通報されたが、ほんの数日、静かにするだけでまた同じことを繰り返す。
これは8年前の話。近所にネグレスト(育児放棄)の母親がいた。夜中に大音量で不気味な音楽をかけるは、駐車場で男がエンジンふかすはラジカセを鳴らすは、最後は警察に通報されたが、ほんの数日、静かにするだけでまた同じことを繰り返す。
母親は派手に着飾るのに、子供に食事をロクに与えず、おもちゃもないから、洗濯物を洗面台の排水口に詰めて遊んでいた。そして水道水を出しっぱなしにしてたものだから、階下の家は水浸し。何度苦情を言っても同じ。町内の回覧板を持って行った時にも驚いた。真冬なのに暖房もない部屋で紙オムツ一枚しか履かせてないのには唖然として思わず、「どうして、服を着せんの?」と私が問うと、その母親は「着せても勝手に脱ぐんです。」と。子供は鼻水を垂らしてかわいそうだったが、私にはなすすべもない。
毎朝、子供を保育園に送って行ったら、いつも汚れた服を着せられ、着替えの服もないので、保育士さんが登園するなり、園の服に着せ替えて、汚れた服を洗っては帰りに着せ替えていた。保育士さんが、「着替えの服をもたせて下さい!」と、母親に言うと、「子供の面倒をみるのがおまえらの仕事だろうが!」と逆ギレしてた。
毎朝、子供を保育園に送って行ったら、いつも汚れた服を着せられ、着替えの服もないので、保育士さんが登園するなり、園の服に着せ替えて、汚れた服を洗っては帰りに着せ替えていた。保育士さんが、「着替えの服をもたせて下さい!」と、母親に言うと、「子供の面倒をみるのがおまえらの仕事だろうが!」と逆ギレしてた。
ある日、児童相談所の職員が訪ねて来てた。でも、居留守を使われて困り果ててた。近所の人達も堪忍袋の緒が切れて、その母親に町内より出て行ってもらうよう署名運動が起きた。役場も交えてすったもんだありなんとかおとなしくなった。
真冬に紙オムツひとつ、おもちゃは洗濯物しかないかわいそうな子供。勇気を振り絞り、うちの息子の小さくなった服やおもちゃをその母親に手渡し、一言。「子供が小さいうちは、なんも反抗せんだろうけど、思春期が来たら爆発してあんた子供に暴力を振るわれる様になるでよ!ほんでもええん?!」と。この一言が堪えたのか、この日を境に近所ともトラブルを起こさなくなり、私と会った時は会釈するようになった。
ネグレストをする母親の病んだ心の闇には、一体何があると思いますか?!
ネグレストをする母親の病んだ心の闇には、一体何があると思いますか?!