ケシの檻に入った!@東京都薬用植物園 | 気ままにホリスティック生活

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フィットネスインストラクター&IFA認定アロマセラピスト奥村有香理が、

体と心と魂が喜ぶ快適ホリスティック生活をご紹介します。

今日はAPUクリックのメンバーと東京都薬用植物園に遠足~おにぎりこの植物園の管理もされている池村国弘さんにガイドをお願いしました。

朝一で、にゃんとビックリマークいつもは外から眺めていたケシの檻の中に入らせてもらえるとのことで、ちょっと早かったけど頑張って現地へDASH!
これを狙って、もの凄い人でした。

あへん法により栽培を禁止されているケシ。園芸種など様々ありましたが、基本の学名はPapaver somniferum。papaはポピーの語源でsomniferumは眠くなるなどの意味があるとか。
只今花盛り!

花弁が落ちると
結実します。

黒い線が入っていますが、これは人為的に傷つけたもの。ちょっとだけ液体がにじみ出ていますが、これが酸化すると黒くなるとか。



こんな道具を使ってケシの実に傷をつけます。アルカロイドを採取するためには乳白色の液体を集めるらしい。


集めた液体を容器に入れながら採取して、竹の皮に伸ばして

乾燥させます。


そこから色んな麻薬ができるわけです。


こちらはハカマオニゲシ。学名はPapaver bracteatum。


学名のbracteatumは袴という意味らしく、これがそうなのだとか。
下から覗いてゴメンね~

蕾の毛が寝ているっていうのも特徴だとか。
こちらの品種はあへん法ではなくて、「麻薬及び向精神薬取締法」により栽培禁止。Papaver somniferumとは禁止される理由が違うんですって。

そして、栽培してはいけないケシの大きな特徴のひとつ。
葉のふちの切れ込みが浅く、葉柄がなく茎を包むように取り囲む形状。ロウ質を帯びた白っぽい緑色。こいつが、素人が関わっちゃいかんケシたちです注意

それにしてもこの檻の中、独特の香りが漂っておりまして…池村さん曰く、微妙にアルカロイドが揮発しているらしいショック!便秘の人は、腸の蠕動運動が低下して出なくなるかも~ですってDASH!

こちらはケシ科だけど栽培は禁止されていないものたち。
お馴染みのポピー(虞美人草)ですね。葉っぱはギザギザ~。

これはハナビシソウ。別名カリフォルニアポピー。


こちらはケシというより別の科の植物みたい?
蕾は三角錐で、実はアブラナ科みたいに長い。

最近やたらと増えてるオレンジ色のヒナゲシの仲間?だけど外来種。
ランチに行く途中の空き地にも、いっぱい生えてました。私が子供の頃はなかったもんね~

種がね、ミニサイズだけどいかにもケシ!


割ってみるとこんなにぎっしり叫び
時々生えていてはいけないところにケシが生息しちゃうのも、これだけの繁殖力があるからのようです。

ランチで

発酵飲料、行っちゃったのね汗だって、池村さんが飲むって仰るんですからそりゃ~も~

そして池村さんガイドによりこの植物園の穴場も発見!
温室の裏側が凄い!

サイシンのコレクション!
ここだけで盛り上がれるのは、私たちだから?(笑)

ひとりで遊んでいるのは、カルミア。
池村さん伝授の(?)カルミアとの戯れ方は

雄しべは花弁にくっついていますが


虫などが止まるとこれが剥がれて受粉するらしい叫び
雄しべがクルンしました!!面白~いラブラブ

エルダーが満開。




トクサで爪を磨いてみたと思えば、


ミカンの花の前はやっぱり離れられません。



やっぱり自由なAPU園児でしたが、池村さん、上手に転がしてくださりありがとうございましたクラッカー
ここではご紹介しきれませんが、池村さんガイドの植物園ツアーは、超!興奮なのですDASH!第二弾も、宜しくお願いしま~すビックリマークプロデュースしてくれたゆっこさんにも感謝ですキスマーク