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アロマ風水®創始者及び、
運命学 神道研究家の横井靖弘です。
お祈りをするまでに、
神社の場のシステムは、
様々な仕掛けで参拝客の
罪や穢れを綺麗にしますが、
これを「祓い（はらい）」
といいます。
いうなれば、
スピリットのお掃除です。
家のお掃除も、
不要なものを捨て、
整理整頓をすることで
スッキリしますよね。
それと全く同じことです。
ちなみに、
お賽銭も「払い」ますよね。
このお賽銭も「祓い」の
仕掛けのひとつなのです。
「祓う」ことで隙間という
空きスぺ一スをつくるのです。
心が、悩みや雑念や頼み事でいっぱいだと、
神さまが助けてくれるために
入り込む余地がありません。
だから、無心に近づくことで
心の隙間という空きスぺ一スが生まれ
神さまが願いを叶えやすくなるのです。
豊かさとは、
物が整理されていて、
スペースにゆとりがある家に宿ります。
古い時代の日本家屋は、
調度品が少なくスッキリしています。
吹き抜けの広い空間が気持ちいいのは、
神さまが宿っている豊かなエネルギーを
その場所から感じるからです。
神さまは、とても大きなエネルギーですから、
物が溢れている家の中には降りてきづらいし、
居心地も悪く、ゆっくり
くつろぐこともできません。
神羅万象が依代（よりしろ）になる日本の家では、
どんな家でも空間さえあれば、
神さまは必ず降りて来てくださいます。
お正月は、年神様（新年の神さま）を
自宅にお迎えする行事です。
神さまは、新年の幸せをもたらすために
年に一度、それぞれの家に
降りていらっしゃいます。
だから失礼がない様に、
年が明ける前に家の中の大掃除を
済ませておくのです。
この様に思うのであれば、
自分に必要なモノを取捨選択することです。
貧乏神、厄病神、死神などの災厄の神様たちは、
愛おしいという波動を豊かに放つ物たちが
置かれている美しい空間が苦手です。
家の中が片付いていくと、
担当の神さまがどんどん変わっていき、
それにともない、そこに住む人の運氣も
アップしていくわけです。
日本語の中には
「間」が付く言葉がたくさんあります。
「時間」「仲間」「世間」とか、
「間違う」「間に合う」「間合い」「間抜け」など。
そして家の中では
「居間」「土間」「床の間」など。
「間」という言葉は日本では、
「時間」と「空間」の両方を表す言葉なのです。
日本の家は、部屋の配置のことを
「間取り」といいますから、
この「間」を使った造りになっているのです。
仕切りや区切りがない、
境界線があまりはっきりしていないのです。
昔は寝る場所のことを「寝間」といい、
起きたらその場所は
布団を畳んで「居間」になるのです。
そこでお茶を飲んだら「茶の間」になったり、
お客様は来たら「客間」になったり、
同じ空間でもまた違う役割が出てくるのです。
「間」と「間」の間を
物理的に分けないというのが、
日本人ならではの特殊な感性なのです。
しかし外国は、
きっちりセパレートすることに
重要性を見出しています。
外国は「個の役割」を大切にする文化ですから、
私は私、あなたはあなた、リビングはリビング、
キッチンはキッチンという風に、
機能や役割によって完全に分けて独立をさせるのです。
しかし最近では、
今までの日本人だったら当然わかっていた
「間」というものが、西欧文化が入り、
分からなくなってきています。
近すぎてもダメだし、遠すぎてもダメ、
というようなちょうどいい加減や、
適当な塩梅みたいなものが
なくなってきていますよね。
日本人は昔から余白や間といった
何もないものに美意識を持つ、
外国にはないDNAが宿っています。
日本の俳句や和歌は、
言葉と言葉の間に入れるべき内容を
あえて指示しない「余白」を持たせたり、
「間合い」を
あえて意味でつながずに空け、
その間に空気の差異を
表す手法があります。
余白や間といった空間こそが、
私たちに最も影響を及ぼすことを
分かっていたからです。
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いつも最後まで、お読みいただき
ありがとうございます。
こころよりの感謝を込めて…。
深謝！
あなたの実り多き
開運を願っております！