絹井淳子です
先日、子供を寝かしつけて一息ついて
テレビを見ようとすると
夫から
「テレビの前に、ちょっと
相談があるんだけどいい？」
と言われました。
仕事で困ったことがあり
そのことについて
私の意見を聞きたいと。
そういうふうに相談してもらえると
信頼されているんだなと
嬉しくなりますね。
私も長年カウンセリングをしてきているので
夫の話のポイントを整理しながら
「私の考えではこうだと思うよ」と伝えると
「やっぱりそういう見方もあるんだね。
俺もそこは考え直さないとなぁ。」
と受け止めてくれました。
夫は自分のことを
かなり話してくれるタイプだと思います。
仕事での愚痴
今日の良かったこと悪かったこと
毎日よく話します。
私も夫の仕事の話を聴くのが好きなので
楽しみに聴いているのですが、
子供と話している途中にも話してきたり
忙しく家事をしている時に
ついてきてまで話をしてくる時は
ちょっと大変だなと思います。
でも、夫が話をしてくれれば
私の知らないうちに
ストレスを溜め込んでしまったり
会社でのトラブルや過労が積み重なり
ある日突然病んでしまうということも
少ないだろうなと思うので、
ありがたいなとも思いますね。
で、ずるいと思うのはここから。
夫は仕事で起きていることを詳しく話してくれます。
（もちろん守秘義務のあることは
線引きをしていると思います。）
「今こんなトラブルが起きていて
だからこれだけ大変なんだ。」
という話も
とっても詳しくしてくれます。
それを私がふんふん聞いていると
「だからしばらく
家に帰るのが遅くなる」とか
「そのことを上司と話し合うために
休みに急遽ゴルフ行くことになった」
などと続くのです！
私が
「その状況は大変だよね」
「そこは上司との時間作らないとダメだよね」
と、納得せざるを得ないところまで
事細かに詳しく話すので、
私も
「それなら仕方ないね。
頑張ってね。」
としか返せなくなるのです。
いつもならつい言ってしまう
「こっちだって大変なんだから
早く帰ってきて手伝って」とか
「土日仕事入れないで子供と遊んでやって」
などの文句を
私が言えなくなってしまう。
その話の展開の仕方がうまいので
ずるいなってちょっと思うし、
そういったところを尊敬もします。
聞いてほしい話があるときは
相手に聞く準備が整っていることを
確認してから話す。
自分の状況や思いを
できる限り詳しく正直伝えて
その上で
相手の気持ちに配慮しながら
自分の要望を伝える。
その上で、相手からの意見があれば
その意見に賛同できるできないに関わらず
「意見をありがとう」と
自分を気にかけてくれたことへの感謝を伝える。
自分のできる範囲のことと
できないことを分けてしっかりと伝える。
そうすると
人の心は動くのだなということを、
夫の言葉に動かされる立場になって
実感させられます。
良いコミュニケーションのお手本が近くにいて
学ばせてもらうことが多いです。
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それでは
今日も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。
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