こんにちは

 
“疲れがとれない”男性に
アロマの力をお伝えしたい
「戦う男のストレスをアロマで癒す専門家」
【MR AROMA】の星野知子です。
 
 
皆さんは最近
いつ
“泣き”ましたか?
 
 
 
 
私は
数日前
おもいっきり泣きました。
 
 
 
写真出典
 
 
もともと
かなり
涙もろいほうですが
 
おもいっきり泣くと
“目が腫れる”のが嫌で
 
どうしても
「我慢」しがちでした。
 
 
辛いことや
悲しいことがあった時
 
男性も
その気持ちを
「我慢」して
 
蓋をしてしまう方が
多いのではないでしょうか?


実はそれ
体にはとても
不健康な行為なんです。
 
 
誰かに
聞いてもらうのは
 
その問題が
たとえ解決しなくても
 
ストレス対策に
とても有効なのでお薦めです。
 
 
 
自分で自分を
ヨシヨシしてあげる
「セルフラブ」もお薦めです。
 
 
 
今日は

もうひとつ
とても“ストレス対策”にお薦めな

 
“涙”を流して
「泣くこと」
ご紹介したいと思います。
 
 
 

 
 
男性は
「泣く」ということに
 
抵抗がある方が
多いかもしれません。
 
 
 

男が泣くなんて

 

“弱っちいヤツ”

“恥ずかしい”

 

そう思っていたり

 

 

「男は泣くもんじゃない」

 

そう言われて

育った方も

多いのかもしれません。

 

 

 

 

ただ

「泣くことの効果」を知れば

 

「泣くこと」は

 

恥ずかしいことでも

“弱っちいヤツ”がすることでもない。

 

立派な

「ストレス対策」なんだ。

 

そう

考え方が

変わるかもしれません。

 

 


 

涙について

長年研究をしている

神経科学者ウィリアム・フレイ氏は

 

「泣くという行為は

悲しみやフラストレーションからくる

反応だけではなく、健康的な証拠です。

 

涙を流すことで、

自分で意識すらできてないストレス

(身体的に悪影響を及ぼすほどの)を

減らすことができます。

 

ストレスをそのまま放っておくと、

循環器系疾患のリスクを高めてしまいます」

 

とおっしゃっています。
 


 
愛する人やペットとのお別れ
不本意なことに怒りや
悔しさがこみあげてくる時
積年の努力が報われた時
映画やスポーツを観て感激した時
 
などなど
 
さまざまなシーンで
 
「涙」が
こみあげてきたこと

皆さんも
おありだと思います。
 

 
我慢しきれず
 
思わず
涙を流したことも
あるのではないでしょうか?
 
 
 
泣いた後


 
スッキリしませんでしたか?
 
 
 
 

ロート製薬が

2012年12月に

社員を対象に実施した

涙に関するアンケート調査では

 

泣いた後に

「スッキリした」

「気が晴れた」

「より楽しくなった」など

気持ちが前向きに変化した方が

65% もいらしたそうです。



スッキリするのは
科学的に
エビデンスもある
「泣くことの効果」なのですよ。
 
 
 
そもそも
「泣く」とは
どういう行為なのでしょう?!
 
 
 
 
「泣くことは心にも体にもいいこと」
 
臨床心理士の武藤清栄先生は
そうおっしゃっています。
 

 

「笑う」より

「泣くこと」のほうが

 

ストレス解消には断然役立つ


ということは

 

多くの実験で

立証されています。


 

前向きなやる気を引き出したり

免疫力をアップする


という意味では

「笑う」ほうが効果的ですが

 

ストレス解消という意味では


「泣く」ほうが


断然

効き目があるのです。

 

「笑顔」&「笑い」の驚くべき効果!

 

 

「涙」には

大きく分けて3種類あるそうです。

 

1つめは

ドライアイを防いだり

角膜を保護したり

酸素を供給したりするために

常に分泌される

基礎分泌の涙。

 

2つめは

玉ねぎを切った時

煙やゴミが目に入った時など

防御のために

反射的に出る涙。

 

そして3つめが

悲しみや感動など

感情の高まりによって出る

情動の涙です。




東邦大学名誉教授で

脳生理学が専門の有田秀穂医師によると


この

情動の涙こそが

ストレス解消につながる

のだそうです。

 

 

 

では

感情が刺激され高まると

なぜ涙が流れるのでしょうか? 


 

人は

外界から

何か刺激を受けとったとき

 

大脳辺縁系にある

重要な神経核「扁桃体」

「好き・嫌い」「快・不快」

といった感情がつくられます。

 

扁桃体のすぐ隣には

視床下部があります。


視床下部から

自律神経

全身に伸びています。


涙は

自律神経のなかでも

交感神経と強く結びついているそうです。


感情の高ぶりによって

交感神経が優位になると


抹消にある

まぶたの奥の涙腺が刺激され

涙が流れるのだそう。



では

情動の涙を流す時

心身にどんな変化が現れるのでしょうか?

 

有田名誉教授は


名作といわれる

「フランダースの犬」や

「火垂るの墓」のビデオを

成人男女20人に見せ


脳の血流量を測定する実験を

なさいました。


 

 

 

実験では

ビデオを見た約20人のうち

約9割が途中で泣きだしたそうです。

 

泣き始める1~2分前に

 

大脳にある「前頭前野」

という部分の血流量が緩やかに増え

10~20秒前からは急増したそう。

 

同時に

心拍数や血圧も上がり

興奮状態になっていたのが

 

泣いた後

血流量が下がり

元の状態に戻ったそうです。

 

ビデオを見た人が

登場人物に共感したり

心を動かされたりした結果

 

 頭前野の活動が高まり

「涙を出せ」という命令が出た

 

と有田名誉教授は

解釈してらっしゃいます。


 

「人間は、成長する過程で

さまざまな困難にぶつかり

ストレスを感じます。


“情動の涙”は、

前頭前野の発達していない動物には

流すことができません。


“情動の涙”は、神様が、

ストレスを溜め込んでしまう

私たち・人間に与えてくれた、

特別な機能なのだと私は考えています」


 

有田先生は

情動の涙

大脳が発達した人間

だからこそ出せる涙なのだと

おっしゃいます。


 

産卵時の海亀は例外として

 

犬や猫は

泣きそうな顔はしますが

 

「涙」は

流さないですよね。

 


有田先生が

脳の活性度を調べる際に

使用する“POMS心理テスト”

でも

 

※POMS心理テストとは

 “緊張・不安”、“抑うつ”、“怒り”

“活力”、“疲労”、“混乱”の6つの尺度で

 その時の気分の状態を測るものです。

 

映画を見て涙を流した人の

泣く前・泣いた後の状態を調べたところ


どの尺度でも

半数以上の被験者に改善が

見られたそうです。


その結果からも

泣くと

ストレスが解消されることがわかります。


 

涙をこらえた人

泣くことができなかった人

 

このような改善が

ほとんど見られないそうです。

 

 

「泣くのをがまんすると、

ストレスが解消しないばかりか、

また新たなストレスに

つながってしまいます。

 

その状態が続くと、

高血圧や胃潰瘍などになる危険性も

高まります。

 

涙の量や泣いた時間の長短に関係なく


涙を流すことで

副交感神経へとスイッチされるので

 

健康のためにも

涙を我慢しないことです。


涙は、

ストレス解消のために

とても便利な機能。

 

溜まってきたなと感じたら

ランニングやカラオケと同じように、

リフレッシュ方法のひとつとして、

ぜひ積極的に利用してほしいですね」


有田先生は

そうおっしゃっています。


 

「笑う」より

「泣くこと」のほうが

 

ストレス解消には断然役立つ


 このことは

POMS心理テストでも

証明されているそうです。


笑った人の状態と

泣いた人の状態を比較してみると


ストレス解消の度合いは

笑った時よりも泣いた時のほうが

遥かに大きいという結果がでており


また

効果の持続も

泣くことのほうが長いのだそう。



一粒涙を流すだけで

そのストレス解消効果は

約1週間続くそうです


 

 

情動の涙を流す時

 

人は 

緊張やストレス状態の交感神経から

リラックスした状態の副交神経へと


スイッチが切り替わる状況を

自ら作り出し


本能的にストレス対策を

しているのでしょう。

 

 

 

 
写真出典
 

涙の成分の98%水分です。

残りの2%

タンパク質やナトリウム、リン酸塩

などになります。

 

悔しさや怒りなどを感じて

心身が緊張し

交感神経が刺激されて流れる涙は

ナトリウムを多く含んでいるそうです。

 

悔し涙は

ゴミが目に入って流れる涙よりも

塩分が多いので

実際にしょっぱく感じるそう。

 

情動の涙が流れると

 

脳から分泌される

ホルモンのプロラクチン

副腎皮質刺激ホルモンのACTH

副腎皮質ホルモンのコルチゾール

といったストレス物質


涙と一緒に

体外に流れ出るといわれています。

 

つまり

感情がたかぶって流れる涙には


ストレスの原因になる物質を

排出する重要な役割があるのです。


また涙には

ストレスによって生じる

苦痛をやわらげる

 

脳内モルヒネエンドルフィンに似た

物質ロイシンエンケファリンという物質も

分泌されます。

 

これは鎮痛作用を持つ

化合物の一種で

アヘンのような麻薬物質だそうです。

 

この物質の分泌による再吸収が

自己投与効果を持つ

とされているため


情動の涙を流すと


どこかすっきりしたような

気持ちの良い感情になるのだそうです。



 

子供は

ころんで痛かったら

大声で泣きますよね。

 

 

 

人は

泣くことで

体や心の痛みを和らげる効果が

あることを

本能的に刷り込まれているのです。

 

だから人は

痛いときに泣くのだそうです。

 

泣くことで

脳内から

上記のような脳内ホルモンが出て

痛みを和らげる効果があることを


体は知っているのです。

 

 

大声で泣くと

喉や声帯が震え

痛みを伝える神経の信号が減少し

そのせいでも

痛みが和らぐと言われています。

 

さらに

泣くことで

泣くことに注意がそれ

痛みへの注意が分散することで

“痛みが和らぐ”ともいわれています。



泣くと

脳内から快楽ホルモン

エンドルフィン

も分泌されるといわれています。


エンドルフィンが分泌されると

リラックス状態になり

更に

ストレスが緩和されます。

 

「The Miracle of Tears」という論文

によれば

 

涙を流すと

エンドルフィンが放出されることで

気持ちを下向きにしてしまう

マンガンが減少する。

 

と書かれています。


参照

 

さらに

泣くことによって

幸せホルモンといわれているセロトニン

も分泌されるので

ストレス解消になります。



涙の成分のひとつリゾチーム

細菌の細胞壁を壊し

細菌を死滅させる力がある

といわれています。

 

涙が

目や顔にいる細菌と戦う力がある

という研究も

「アメリカ国立生物工学情報センター」

で発表されているそうです。

 

 

 

「泣くこと」で

多くの効果を得ることが出来る

ということを

ご理解していただけたでしょうか?!




「泣くこと」で


ストレスに対して

“強くなる”とも言われています。



 

しかし

いくら「泣くこと」が

多くの効果をもたらすとしても

 

無理に泣いたり

涙を流しても意味が無いそうです。

 

ただ泣けば

泣くことの効果を得れるかというと

そうではありません。

 

嘘泣きをしても

ストレス解消にならないそうです。

 

嘘泣きをすることで

逆にストレスが増えるとも言われています

 


玉ねぎを切ってでる

反射の涙でも

ストレス解消効果は

期待できないそう。

 


泣くことで得られる

ストレス解消効果


は感情によってながす

情動の涙

でしか得ることが出来ないそうです


 

ですので


感動した時

悲しい時

悔しい時などは


我慢せずに

泣くことが大切

 

 

泣くことを


“恥ずかしい”や

“弱っちい”ことだと思わないで


健康のためにも


泣きたいときは泣くことを

お薦めします。 

 


 

ただ

「泣くこと」


ストレス解消になる

健康にいい!

 

そうわかっても


「なかなか泣けない」

 

そういう方も

たくさんいらっしゃると思います。

 

 

以前
一日1室、女性限定で
「泣くため」の部屋を提供するという
三井ガーデンホテル四谷の宿泊プランが
話題になっていたほうです。

 
ホテルに籠ってなら
男性も
泣きやすいかもしれませんね。



 
ホテルに籠って
泣ける映画をみたり

悲しかったり
悔しかったり
でも
蓋をして我慢したことを

ゆっくり
お風呂につかりながら
思い出してみたり


「泣くこと」

意識的
ストレスマネジメントとして
やっていただきたいと
思います。

 
泣ける本や
泣けるミュージックビデオを
紹介してくれている
こんなサイトもありました!


よかったら
参考にしてくださいね。
 
 「涙活」
という言葉もあるくらいです。






泣けるビデオをみても
悲しかったことを思い出しても
何をしても


どーーーしても
「泣けない!」



そういう方には、、、


アロマがお薦めです!


アロマテラピーの
リラックスにお薦めの
精油の香りを嗅ぐことで

緊張やストレス状態の交感神経から

リラックスした状態の副交神経へと


スイッチが切り替わる状況を

作り出すことが可能です。

 

どうしても「泣けない」方は
お試しくださいね。



今日は
「泣くこと」が
ストレス対策に効果があることを
ご紹介しました。

よかったら
試してみてくださいね。
 

★「戦う男をストレスから守る必殺情報」
という
 
ストレスマネジメントと
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