季節の変わり目によるものかしら?
心身のバランスを崩しておられる方も
多々いらっしゃるようです。
かく言う私も腰を痛めてしまい、
休養中です。
お医者様から頂いた湿布を貼り、
クッションのお世話になり、
かぶれたり、じんましんが出来たりしている皮膚に軟膏を塗っています。
ゆっくりお風呂に浸かりつつ、
基本のストレッチやケアを取り入れながら過ごす日々です。
色々弱っている時だからか、
真正ラベンダーを用いる機会が増えました。
アロマセラピーでは万能薬と言われる精油です。
直接肌につけられる精油であることから
最初に購入される方も多いと思います。
アロマ専門ショップに行くと、
ラベンダー精油だけで何種類もあり、
お店の方が丁寧に説明してくださるも、
イマイチよくわからないとか言った経験はありませんか?
今日は沢山あるラベンダー精油の中でも、
リラックス効果があり高ぶった神経を鎮め
痛みや炎症を和らげてくれる効果が期待できる
真正ラベンダー精油について少しご紹介しようと思います。
Lavender(True Lavender)[真正ラベンダー] 学名:Lavandula angustifolia, L. officinalis, L.vera
シソ科
ザックリ過ぎる覚え方ですが、標高800m以上の
高い山に生息する野生のラベンダーです。
アルプスの標高2000m以上に生息する野生の
真正ラベンダーをアルペンラベンダーと呼び、
他の真正ラベンダーと区別している精油メーカーさんもありますが、標高の高い山に咲き、
繊細で優しく甘味のあるハーバル系の香りが特徴です。
真正ラベンダーに含まれる成分は、
アルコール系のリナロール
エステル類のリナリル・アセテート・
ラバンジュリル・アセテートetc
600種類以上とも言われております。
主成分であるリナロールやリナレルが
副交感神経を刺激しリラックス効果や
血圧降下作用をもたらすのだと言われていますが、真正ラベンダーを嗅いだ時のあの静かで
爽やかな甘い香りは沢山の成分が複合的に
混ざり合うことで生み出される香りです。
そして微量に含まれるクマリンは血液の粘性を
下げる働きがあります。真正ラベンダー精油には欠かすことのできない成分です。
真正ラベンダーを水蒸気蒸留法にて抽出する際はクマリンが微量に含まれるように、
低い温度と圧力で丁寧に蒸留する必要があります。
品質のよい精油を得るためには、
デリケートな蒸留技術が必要であることを
知っておくと良いでしょう。
真正ラベンダーは傷やにきび、
痛みのあるところに直接塗ることもできる精油です。
とは言え、
初めて真正ラベンダーを購入していきなり痛みのある所に精油を塗ると言うのも、なかなか勇気がいりますのでシンプルな使い方をいくつかご紹介します。
⭐️マグカップやガラスの器に熱湯を入れ、
真正ラベンダーを数滴垂らす⭐️
芳香器がなくても、マグカップやガラスの器に
熱湯を入れ精油を数滴たらして芳香すると、
お部屋に良い香りが広がります。
場の浄化にもなります。
お湯が冷めて香りが自然に消えるので、
鼻への負担も少ないです。
⭐️バスソルト⭐️
200gの粗塩に真正ラベンダー2〜3滴ぐらい入れてよくかき混ぜお風呂に入れ沐浴します。
500gの粗塩に精油5滴を入れよくかき混ぜ、
二回に分けて使っても良いかもしれません。
⭐️マッサージオイル⭐️
スイートアーモンドなどの植物油小さじ一杯に、
真正ラベンダーを一滴垂らし、
よく混ぜ合わせ痛みのある箇所、
例えば足腰や肩背中などに擦り込みます。
⭐️枕カバーに直接垂らす⭐️
真正ラベンダーで深い眠りにつきたい時は、
枕カバーに1.2滴精油を垂らして眠るのも良いですよ。
👆で書いた、植物油小さじ一杯に一滴の真正ラベンダーを入れたマッサージオイルを作り、
脚の裏にサラッと塗って寝るのもオススメです。
因みに私は、真正ラベンダーと相性の良い
フランキンセンスという樹脂の香りをブレンドして、大さじ一杯の植物油に真正ラベンダー、
一滴、フランキンセンスも一滴を入れ、
マッサージオイルを作り、
足首から下を軽くマッサージして寝るのがわりと好きです。
精油の種類や使い方、
ブレンド効果については沢山ありすぎて、
なかなかご紹介しきれないのですが、
アロマヒーリングを続けて行きたいと思っているので折に触れご紹介して行きたいと思っております。
小諸農業大学のお裾分け野菜と、
成長中の林檎🍎にパワーを頂きながら、
元気をとりもどそうと思っております。