東京国立近代美術館で開催されている
「ガウディとサグラダ・ファミリア展」に
旦那と行って来ました!
中は4つのセクションに分かれています。
①ガウディとその時代
ガウディが活躍した19世紀前半の
カタルーニャ地方のことや、
この時代のパリ万博の様子など
いろいろ展示されていました。
学生時代にガウディが
足しげく通った図書館や、
書き記した建築論のノートなどがありました。
②ガウディの創造の源泉
スペインはイスラムに支配されていた
歴史があるのですが、
ガウディも東方文化に影響されて
それがのちの作品デザインにも
反映されているそうです。
「何ごとも過去になされたことに基づくべきだ」と
歴史上の建築物にならいインスピレーションを得て
そのリバイバル建築に取り組んだとか。
ガウディの建築物は
サグラダ・ファミリアもそうですが、
草木やお花など自然の造形を模したものが多く、
そういったところもガウディ建築の
魅力の一つですね。
ガウディの逆さ吊り実験の様子とか
いろいろ展示も工夫されていて
見ごたえありました!
③サグラダ・ファミリアの軌跡
ここだけ撮影OKだったので、
ここぞとばかりに撮りまくりました
入ってすぐ左側に
彫刻の元となった模型の展示があります。
その傍らには
1/200スケールの模型図が。
2019年にサグラダ・ファミリアに行った際
同じような模型が置いてあったのですが、
もしかしてそれを持ってきたのかな?
サグラダ・ファミリアの会報誌の
展示もあったりなんかして、
図解を興味深くみさせてもらいました。
サグラダ・ファミリアの建設は
寄付で賄われていて、
一時期は建設の継続が
危ぶまれた時期もあったそうです。
サグラダ・ファミリア聖堂の
全体計画図なども展示してあって、
今後どのように出来上がるのかが分かります。
赤いところままだ建設中で、
2026年には外観は完成する予定だそうです。
コロナの影響で少し遅れが出ているそうですが、
早く完成したサグラダ・ファミリアを
見てみたいものです。
途中途中には
サグラダ・ファミリアの様々な場面が
映像で見られるようになっていました。
建設途中で内戦が起こって壊され、
設計図なども焼けてしまいましたが、
瓦礫から見つけ出された彫刻の破片なども
復元され、展示されてました。
サグラダ・ファミリアの地下は
こういった展示物がたくさん置いてありますが、
そこから日本まで旅してきたんですね。
他にも様々な興味深い展示が
たくさんたくさんありました。
バルセロナへ行かれる予定があってもなくても、
一度見ておくといいと思います。
④ガウディの遺伝子
ガウディの建築はとてもユニーク。
日本にもファンがたくさんいて
(私ももちろんその一人)、
世界中で本が出版されています。
ガウディが遺したものを
「ガウディ建築の現代的な意義を探る」として
日本でも有名な建築家たちのインタビュー映像とともに
その軌跡を振り返るセクションでした。
最後の方は、
冷房効きすぎててめっちゃ寒くて
駆け足で見て回ったのですが、
ガウディの遺伝子はそのアイデアと共に
現代に生きてるんですね。
私たちが会場に到着したのは午前11時過ぎ頃で、
そのくらいの時間であればまだチケット売り場も
そんなには混雑してなかったです。
夏休みに入るともっと混む気がするので、
チケット買うなら朝一で並ぶか、
事前に入手していく方が良いと思います。
あ、あと、
念のため羽織るものがあると
最後まで安心して展示が御覧いただけるかと