見た目似ている
「アルミ缶」と「メンタム缶」。
先日開催した『手作りコスメレシピ習得コース』で
容器に関してご質問いただきました。
「アルミ缶の容器にクリームを入れたら
さびてしまったのですが、、、」
錆は水分があると出るので、
クリームや乳液などは
錆びる可能性があるとお伝えしました。
が、私もやらかしてました~
旦那にハンドクリームを持たせたのですが、
丁度余ってたメンタム缶に入れて
渡してたんです。
そうしたら、たったの数日で錆が!??
旦那が
「なんか、色が変わってるんだよね~」
というので、
「紫根エキス入れてるからじゃない?」
なんて応えてましたが、
ふと思い返してみるとメンタム缶にいれた!
アルミ缶は、
ボーキサイトという赤い鉄鋼を原料に作られる
アルミニウムが原料の容器です。
耐食性に優れているので建築や自動車、
海洋開発などの分野で活用されているそう。
身近なものでは飲料の容器のアルミ缶とか、
一円玉もアルミ製です。
とにかく軽くて丈夫で
毒性もないので医薬品や食品のパッケージにも
多く利用されています。
化粧品でもバームやクリームなど
このアルミ缶パッケージのものを
見かけることがありますね。
そういえば、
以前パッケージ目当てで買ったこれも、
アルミ缶です
リサイクル率も非常に高くて
とってもエコな素材です。
一般社団法人日本アルミニウム協会さんのサイト
「メンタム缶」と呼ばれているのは
ブリキ素材の容器です。
ブリキは、
鉄鋼の板に錫で表面加工を
施したものだそうです。
錫は鉄より腐食しにくいので
全面塗装をすることで腐食を抑えられますが、
鉄が露出する部分があるとそこから錆びるとか。
今回端の方から錆びているので、
蓋の切った部分とかが
露出していたんでしょうね。
ブリキに関してはWikipediaをご参照ください
「メンタム缶」の名前の由来は
メンソレータムから来てるのかな?
と思って調べたのですが
ハッキリとは分からなかったです。
(けど、多分そうかな)
「アルミ缶」と「メンタム缶」は
もともとの素材が違うんですね。
二つの似て非なる容器。
使い分けは、やっぱり入れるものが
錆を呼ぶものかどうかですよね。
「アルミ缶」は錆に強いアルミニウムなので
クリームなどの容器としても
問題なく使えると思います。
一方、「メンタム缶」は
表面加工をしてあって錆に強いということで
缶詰などにも使われている素材ですが、
露出部分があると数日で錆びることもあるので、
使うなら水分を使っていない
バームなどに利用する方が安心かな、
と思います。
改めて調べてみると
いろいろ違いがあって面白いですね。
手作りコスメの素材もですが、
![星](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/112.gif)
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