以前、柑橘系の精油についてお伝えしました
アロマを少しかじった方なら、
この「光毒性」はご存知かと思います。
「光毒性」とは、
「これを含むものをお肌に塗って紫外線にあたると、
皮膚が変色してしまう」というものです。
フロクマリン類に含まれるフロクマリンや
ベルガプテンが原因なのですが、
これが含まれていない
柑橘系の精油があるんです。
それは、「圧搾法」ではなくて
「水蒸気蒸留法」で採られた
柑橘系の精油です。
精油の採油方法に関しては、
以前こちらに書きました
たとえばこちら
瀬戸内海に浮かぶ大三島で、
みかん農家をしながら精油を作ってらっしゃる
“島香房”さんの柑橘系精油です。
日本の柑橘系の精油は、
水蒸気蒸留で採られているものが多いとのこと。
これ、以前受講した長島司先生の
『日本の精油と世界の精油』でも話が出ました。
日本は飲食用の加工品として柑橘を利用した後、
無駄にしないように果皮から
精油を採っているそうです。
なので“水蒸気蒸留法”になってしまうんだとか。
そして、“水蒸気蒸留法”と
“圧搾法”で採られた精油は、
やっぱり香りにも違いがあるそうです。
欧米の調香師さんの間では
断然“圧搾法”の精油の方が人気があるんですって!
お肌に塗布するなら水蒸気蒸留法の精油、
香りを楽しむなら圧搾法の精油、、、
といった感じで使い分けると良いかもです。
柑橘系の中でも、NARDでは
オレンジ・スィートは光毒性の原因となる
フロクマリン類がほぼ含まれておらず、
光毒性の禁忌はないとなっています。
ただ、敏感な方は要注意ということです。
アロマテラピーでも王道の
「万能精油」と言われるラベンダー・アングスティフォリア。
超有名ですが、実は好き嫌いが分かれる精油です。
でも、柑橘系の精油って
「キライ」ってほぼ聞いたことがない、
万人受けする香りですよね。
馴染みがあるからこそ
ついウッカリ、、、なんて事もあるかと思います。
柑橘系の中でもベルガモットは
エステル類が比較的多く含まれ、
好まれる香りで人気が高いですが、
実は光毒性強めの精油です。
100%天然が100%安心・安全
というわけではないので、
アロマテラピーを始める前に
やっぱりちょこっとでも学びは
必要ではないかと思います。
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