「精油って塗っていいの?」という
同僚さんの素朴な質問に
動揺を隠せなかったワタシ
そういえば教室を始めたばかりの頃、
“精油って香らせるだけじゃないの”って
友達に言われたっけか
ま、アロマに関しては
ホントそれが一般的なんでしょうね。
先のブログにも書きましたが、
精油はお肌に塗ることが出来ます。
ただ、そのまま利用するのではなく、
植物油などに入れ、
薄めてから塗布します。
さて、「精油の濃度って」ですが、
先のブログにも書いた通り、
精油は植物の中に含まれる芳香分子を
ギュッと凝縮して採りだされた
濃い液体です。
植物の中に大体3%ほどの濃さで
存在している精油の芳香分子たち。
それをお肌に塗る場合は、
「元の濃さくらいに戻してから使いましょうね」
ということなんですね。
でも普段使いするには
3%でも濃いめですけどね。
では、どのくらいの濃さにすると
妥当なのかというと、
基本的には“1%濃度”でしょうか。
これは
「毎日使っても
健康体のおとなであれば
身体に蓄積しないであろう」
と言われている濃度です。
濃度計算に関してはコチラ
ただ、この“精油の濃度”って、
協会によってお伝えしていることが
ちょっと異なります。
ちょっと薄めで0.5~1.0%。
精油の中にはお肌に優しい子と
ちょっと刺激のある子がいるので、
おしなべて1%というのもちょっと乱暴ですが、
先に書いたように
「このくらいであれば毎日使っても
身体に蓄積せずに続けられるでしょう」
という濃度だそうです。
希釈する基材との混ざりやすさや、
使用方法によって異なりますが、
大体2~5%。
香水などの場合はもっと濃くて
10~25%となってますが、
日常的に使うアイテムとしては
AEAJより少し高めの濃度です。
JAAの特徴としては、
精油の種類それぞれに
“ブレンドファクター”という数値が決まっており、
それによって滴数を決めていきます。
香りの濃さや皮膚刺激などを考慮して
考案されたものだそうです。
『JAA アロマ・コーディネーター資格取得コースで学べる事①』
『JAA アロマ・コーディネーター資格取得コースで学べる事②』
“メディカル・アロマ”と言われる「NARD」は
ヨーロッパで“医療”として使われてきた経験から、
結構濃い目のレシピをお伝えしてます。
でも、アングロサクソン系の方々が
慣れ親しんだ精油の濃さに対する耐性と、
私たちアジア系の耐性はちょっと違う、、、
んだと思うんですよね。
いつも参考にしている分厚い事典があるんですが、
これの通りにやってみたらヒドイ目に遭った、、
という方も知ってます
ただ、アドバイザーコースのテキストにある
アロマクラフト作成のレシピは、
1%~5%ほどの濃度が殆どです。
アドバイザーコースでは
テキストに載っている濃度以外も
参考までにお伝えしてはいますが、
その通りに使うことは推奨しておりません。
〇 原則的に原液塗布はしない
〇 基材で薄めたものでも、必ずパッチテストをする
〇 精油の禁忌や注意事項に気をつける
精油は、お肌に塗ることは出来ますが、
濃度など気をつけるべきことは
いくつかあります。
「資格は別にいらないわ」という方も、
アロマテラピーを体系的に
効率よく学ぶ手段として、
各協会の認定コースを受講すると
良いかもしれません。
可能な限り安心・安全に
精油を生活に取り入れていくために
一度じっくり学んでみるのもお勧めです
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