先日、久しぶりの自由が丘、
ソフィアホールにて、
参加してきました。
“ふるさと精油をつなぐ会”に関しては、
昨年4月に参加した発足会の
コチラの記事をどうぞ ☆
私たちは普段、
精油を「小瓶の中の液体」として、
物理的に捉えがちです。
それはもちろん間違いではないのだけど、
植物への感謝を持ちながらも、
その原料となる“植物”自体の事を
知る機会がなかなか無く、
その小瓶の先にあるモノまで
思いをはせることは難しい。
それを、
“ふるさと精油をつなぐ会”委員の皆様が、
実際にその原料となる植物を
育てていらっしゃる方々をお呼びして、
お話を聞く機会を作って下さいました。
先ずは、
大分の耶馬渓で林業を営みながら、
「六月八日」という精油ブランドを立ち上げた
久恒林業の久恒まゆさん。
久恒林業さんは、
その名の通りもともと林業を営まれてきました。
以前は建築や雑貨の材料として利用されていた
ヒノキやスギといった木材ですが、
最近はそれが鉄筋コンクリートや
プラスチック製品にとってかわられ、
厳しい状況にあるといいます。
そこで、林業の多角経営化をはかる為と、
間伐などで出た若木や枝などを
無駄なにせず最大限利用する為に、
10年前から精油の蒸留を始めたそうです。
そのこだわりは:
〇 植物が育つ以上には採らない
“森のしごと”をし続けてきたし、
これからもし続けていく。
自然環境としての“森”を減らさない事。
“森”であり続ける事。
〇 トレーサビリティ
安心・安全に生産されたものであると証明する為、
ラベルに記載されたロットNo.には、
樹種・部位・蒸留日・採集場所
採集日・林齢などを確認することが出来る。
〇 地域に雇用をうみだす
山の資源が豊富な耶馬渓でも、
お仕事を探すのは大変なよう。
地域の小さな会社さんや工房さんと一緒になり、
“作り手”の心が伝わる作品を、取り扱う。
「六月八日」さんのホームページにも、
どういったお気持ちでどのように
森や仲間たちと向き合ってこられたのか、
その思いが綴られています。
是非ご覧ください。
<写真は、2017年に訪問した開聞岳ハーブ園>
今回、国東半島で
丁寧に作られた椿油を入手してきました
トークイベント後に、
取り扱いをされている精油や
芳香蒸留水、椿油、小物などの
展示販売がされていました。
本当は全種類ご購入と行きたいところでしたが、
予算の関係上そういうわけにもいかず
木部・葉・枝葉という
蒸留部位の異なるヒノキの精油、
“ヒノキ三兄弟”と、
先ほどの“くにさき椿油”を購入してきました。
「植物とつながりたいと思った人が、
手に取った時に“つながれた”と
感じたらいいな、と思って作っています。
と仰っていたのが、とても印象的でした。
私は実家が福岡で、
旦那の実家が鹿児島なので、
帰省する時はレンタカーを借り、
九州を上から下(もしくはその逆)へ
移動することが多いです。
そのたびに、
九州の緑の多さに圧倒され、
山々の緑に癒されています。
Aromanoは中央線国分寺駅から徒歩/バスで約20分。西武多摩湖線・一橋学園駅から徒歩12分。
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