【参加】『ふるさと精油をつなぐ会』 発足会@自由が丘 ソフィアホール | 小平・国分寺 おうちで出来る自然療法 手作りコスメ・クレイセラピー・ナード アロマテラピー Aromano

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ご訪問ありがとうございます。

 

 

昨日、自由が丘のソフィアホールで開催された

 

『ふるさと精油をつなぐ会』

 

の発足会に参加してきました。

 

 

 

 

 

正直言って、「発足会」なのでぼやぁ~っと会の説明とかあって、ぼやぁ~っと終わるのかなぁはてなマークくらいの軽いノリで申し込んだのですが、

 

実際は全く違いましたビックリマーク

 

軽く見ててご免なさい!!あせる

 

 

最初に会の代表である谷田貝光克教授(東京大学名誉教授)のお話があり、委員の林真一郎先生(グリーンフラスコ代表)、池田明子先生(ソフィア フィトセラピーカレッジ学校長)、大宿英介さん(コンセプトプロデューサー)、小林彩子さん(デザイン事務所flavour主宰)それぞれが会を発足した趣旨やそれぞれの役割などをお話されてました。

 

会の目的は:

 

〇国産精油生産者の安定した収入と、生産に専念できる環境づくりをサポートする

〇国産精油生産者とセラピストや精油愛好家(消費者)を繋ぐ情報交流の場を提供する

〇精油の特性、作用、活用法を啓蒙する

〇国産精油生産を活性化する「森づくり」を推奨する

(賛助会員規定より)

 

 

ご挨拶の後は、代表の谷田貝先生による「快適環境づくりに役立つふるさと精油の香り」のセミナーがありました。

 

 

◇α-ピネンに代表される森林樹木の香りがヒトに与える影響

◇スギやクロモジ精油を嗅いだ時のストレス緩和といった影響

◇針葉樹/広葉樹それぞれのガスクロパターンの比較

◇スギの香りの生理活性

◇ヒノキの抗菌性

◇ヒバが生理に及ぼす影響

etc,,,etc,,,,盛りだくさん!!

 

このセミナー、「キックオフのちょっとしたおまけ」にするには勿体ないほどの情報量でした。

 

 

前日の牧野富太郎博士と同じく、これまで谷田貝先生の事を全く存じ上げなかったワタシあせる

 

谷田貝先生は「天然有機物化学の専門家」でいらして、植物、特に樹木に含まれる 生物活性物質の特性の解明、利用技術の開発、生態系での生物活性物質の役割の解明とその利用、木炭・木酢液の利用技術の開発などを専門に研究されているそうです。言わば『森の専門家』。しかも化学畑の方なので、様々な研究結果から導き出された精油(成分)の有用性を、化学的に、しかも分かり易く説明してくださいました。

 

何より、先生ご自身がとても楽しそうにお話されてるのが印象的でした音譜

 

 

最初のご挨拶で林先生が、

 

「アロマテラピーは海外から入ってきたもので、最近までは“小瓶の中のもの”という認識だった。けれども、これからは“小瓶の先にある森や草木といったもの”に焦点をあてていくべきなんじゃないだろうかはてなマーク

 

というようなことを仰ってました。

 

「小瓶の先にある森や草木」にほわぁ~っと気持ちが温かくなりましたラブラブ

 

 

日本には先人たちが守ってきた豊かな森があり、日本ならではの植物もたくさんあります。そして、その「香り」を「和の精油」として生産し、広めようとしてくださっている生産者さんたちもいらっしゃいます。

 

今回、日本各地から実際に精油を生産されている会社の方が来られてました。

 

青森でクロモジスプレーなどを生産されている『燕雀堂』さん。

青森ヒバやヒノキなどの精油を生産されている『キセイテック』さん。

山形や福島でスギやヒノキの精油を生産されている『協和木材株式会社』さん。

奈良の吉野でヒノキの精油を生産されている『喜多製材所』さん。

大分の耶馬渓(やばけい)でヒノキやスギ、クロモジの精油などを生産されている久恒山林株式会社の『六月八日』さん。

そして、会場には来られなかったけれども、協賛してパンフレットをいただいた愛媛は大三島のみかん農家で、ミカン科の精油を生産されている『島香房』さん。

 

それぞれの活動内容を話してくださる時間もあり、精油生産を始めたきっかけや活動理念などを伺いました。環境問題に直結するお話もあり、手作りコスメの活動と少し重なる部分もあって、興味深くお話を伺いました。

 

 

スギやヒバの精油サンプルも一部いただくことが出来ました。

 

自分たちの記憶のどこかにある、とても懐かしい香りがします。

 

 
 
 
私が購読している「aromatopia」編集長、木村さんのお話もありました。
 
「aromatopia」はフレグランスジャーナル社が発行しているアロマテラピーと自然療法の専門誌ですが、記念すべき150号での特集は『日本精油のいま、そしてこれから』でした。(『届きました!aromatopia150号』
 
この中の「日本産精油のこれからを考える」という座談会に、会の代表である谷田貝先生と、今回発足会にいらしていた長島司先生も参加されてました。改めて読んでみると、小規模で分散している生産者さんのご苦労や、これからその生産者さんをどのようにバックアップしていくか、消費者とをどのようにつなげていくか、といったことが語られていました。
 
まさに今回、「ふるさと精油をつなぐ会」がやろうとしている、バラバラになっている点(生産者)と点(消費者)を繋ぐ作業の必要性ですね。

 

 

小林彩子さんが、「作った名刺にちょっと面白い“しかけ”をしたので、是非全員と名刺交換をしてみて下さい」と仰ったので、作ったばかりの名刺を携えてウロウロしたのですが、、、、

 

 

 

 

一枚足りない~~あせる(番町皿屋敷かっビックリマーク)。

 

私としたことが、大宿さんとの名刺交換をしていなかった模様です汗次回機会があったら、是非名刺交換させていただいて、素敵な森林のお写真を完成させたいと思います。

(それにしても、この写真、好きな東山魁夷の絵に似てるなぁラブラブ

 

 

示し合わせたように、前日の『牧野記念庭園散策&アロマワックスバーWS』のメンバーほぼ全員と、この会でも再会照れ

 

そして帰りにお茶に誘って頂き、大爆笑した後に丁度お帰り途中の小林彩子さんに遭遇し、またひとしきり「ふるさと精油をつなぐ会」のお話に花が咲きました合格

 

 

 

 
「ふるさと精油をつなぐ会」では、只今賛助会員を絶賛募集中ですラブラブ(決して回し者ではございません笑い泣き) 
 
今回、会場で会員手続きをした場合はちょこっとだけ特典がありました。それに釣られたわけではありませんが、谷田貝先生がセミナーで何度か仰ってたように、「入っておいた方が良いですよ音譜」と思ったので、早速入会手続きをしてきました。
 
会の趣旨に大いに賛同したのはもちろんですが、代表や委員の皆様の心意気に心動かされた部分が大きいです。日本の精油を愛する方々に是非ともこの会を知って頂き、今後の活動にご一緒して頂けたら嬉しいな、と思ってます。
 
2019年度は入会金の5,000円が無料になりますので、ピンビックリマークときた方は下記HPをご覧ください合格

 

『ふるさと精油をつなぐ会』HP

 

 

 

自宅教室ですので、事前にお名前、ご住所、お電話番号などをお知らせ頂いております。予めご了承ください。

 

ご予約、お問合せはコチラダウンのメールへいただくか、

clay.aromano@gmail.com

 

下の申込フォームよりたまわります。

 

 

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