ご訪問ありがとうございます。
昨日は今年初めてのトトラボさんへ。
昨年11月から受講スタートした『大人のための化学の基本~有機化学編』の4回目を受講してきました。
1回目 有機化学のポイント ☆
2回目 脂肪族炭化水素 ☆
2週間前に3回目があったのですが、私は都合悪く受講できず、次回振替にしていただきました。
というわけで3回目をとばして今回は4回目なのですが、3回目が「アルコール誘導体その1」で今回が「その2」だったので、前回の復習から入りました。
“有機化学”を英語にすると、“Organic chemistry”。
“Organic”を直訳すると、“生き物の、生体の”という意味です。ここで言うオーガニックはちまたで認知されている“農薬を使わない”とかそういうのではなく、“Organic chemistry”とはつまり、“生き物の化学”。
その中で今回は“アルコール誘導体”を学ぶわけですが、
●アルコールとは
有機化合物の基本、炭化水素(CとHで出来たもの)の水素原子(H)が、水酸基(ヒドロキシ基)に置き換わった構造の化合物。
いや~、文字にするとなんじゃこりゃですよね。
いいです、いいです、そんなガッツリ理解しなくて。「あ、なんか聞いたことあるな」くらいで先ずはOK
先に学んだ“メタン”のHをOHにすると:
メタン + OH = メタノール
みたいに、アルコール類は出来てます。
アルコールは中性で、水酸基(ヒドロキシ基)が付くことによって比較的水に溶けやすい分子になります。なので、基本的に水に溶けない精油の成分の中にも、アルコール類の成分分子は多少水に溶けだすものもあります。
精油を採る際に出来る芳香蒸留水の中でも、ローズのように精油と近い香りがするものと、レモングラスのように精油とは違った香りがするものがありますが、含有成分の性質の違いなのですね。
このアルコールが酸化すると、アルデヒド基(-CHO)を持つアルデヒドになったり、ケトン基(-CO-)をもつケトンになったりします。そして、アルデヒドが更に酸化すると、カルボキシ基(-COOH)を持つカルボン酸になります。
今回も、粘土を使ってそれぞれの分子を作ってみました。
難しいけど、楽しいトトラボの志緒先生の“化学”の講座。
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