ご訪問ありがとうございます。
先月から受講している『クリニカル・アロマテラピーで学び合う 精油の安全性』講座。
昨日は全3回の2回目でした。
今回は
前回の第3章「基本的な植物の分類・化学・抽出・生合成・分析」の補足と、
第4章「エッセンシャルオイルの毒性と禁忌」
第5章「アロマテラピーと統合ヘルスケア」
（第6章「Mテクニックは割愛）
第7章「感染症」
第4章の「エッセンシャルオイルの毒性と禁忌」は、いずみ先生が目指す“マイナスが限りなく少ないアロマテラピー”を実践していくためには、避けては通れない部分です。
この章の最初に：
「致死的な毒と、生命を救う医薬は、紙一重である。
実際は容量の問題に過ぎないこともある」
という文言が紹介されています。
私がブログで書いているパラケルススさんの
「すべての物質は毒である。
ある物質が毒となるか薬となるかは、用いる量による」
という言葉と似てますね。
身体に良いといわれているものでも、“過ぎ”は良くないってコトです。
それは植物自体が100％オーガニックで丁寧に採油されてボトリングされて、しっかり管理されて手元に届いたものであってもです。
“100％天然”と“100％安心・安全”はイコールではないのです。
この毒性と禁忌に関する章は、昨年第二版が発売された『精油の安全性ガイド』から多くを引用しています。精油の安全性ガイドも、まだまだ読み込んでいかなければ
アロマテラピーを実践していくうえで、精油の毒性と禁忌は必ず学んでおくべき事柄です。
第5章の「アロマテラピーと統合ヘルスケア」では、統合ヘルスケアとは何ぞや？というところと、そこにおけるアロマテラピーの立ち位置を学びます。
今の医療現場で一般的な西洋医学と、アロマテラピーやハーブなどが含まれる補完・代替医療を合わせたものが統合医療。「統合ヘルスケア」というのは、その統合医療と、普段の生活の中で活かされるヘルスケアを合わせたものです。西洋医学が苦手とする分野を補っていけるのが補完・代替医療であり、その逆もまた然り。
個人的には病院はあまり行きたくないですが、お医者さんが必要な場面もあることはあります。どちらかに固執することなく、どちらも健やかに日々を過ごすためのツールの一つとして、利用していければいいと思います。
ここの章では主に米国での統合モデルの事が語られています。
この中で“自然療法は安上がり”のような事が書かれていますが、国民皆保険がある日本ではこれは当てはまりません。アメリカは医療費がバカ高い国です。救急車も有料です。NYで働いていた頃に同僚が倒れて救急車を呼んだのですが、後日300ドル超え（3万円超え）の請求書が彼の元へ
話がそれましたが、救急車は無料で利用でき、ほぼ3割負担で最先端の医療が誰でも受けられる日本では、精油やハーブを利用した健康法の方がもしかしたら高くつくかもしれません。精油も高価ですしねでも、“自然”に触れて健康体でいられるなら、自分の心と体にとってはそれが一番なのではないかと思います。
第7章からはアロマテラピーの臨床的使用として、これから一番気になる「感染症」のことについて学びます。
感染症は、微生物の一種である最近やウィルスが身体の中に入ってきておこる疾患です。
これに関してはまた別で書きたいと思います。
集合写真を撮り忘れましたが、最後に残った数名でいずみ先生を囲みました
来月は最終回となりますが、“机上の学び”ではない実際のアロマテラピーを、教室でもお届けしていきます。
Aromanoは中央線国分寺駅から徒歩/バスで約20分。西武多摩湖線・一橋学園駅から徒歩12分。
詳細はお申し込み頂いた方に個別にお知らせしております。
自宅教室ですので、事前にお名前、ご住所、お電話番号などをお知らせ頂いております。予めご了承ください。
ご予約、お問合せはコチラ
のメールへいただくか、
aromano.clay.handmaidcosme@gmail.com
下の申込フォームよりたまわります。
10月17・22日 『比べてくれい！Clayワークショップ』