ご訪問ありがとうございます。
朝晩は涼しくなってきましたが、日中は“まだ真夏か”と思うような気候ですね。
寒くなるのはまだまだ先と思っていたら、なんともうインフルエンザが流行りだしてるとかこういう時にも役立つのが、アロマテラピーです。
先日の『クリニカル・アロマテラピーで学び合う 精油の安全性② 感染症』では、微生物で引き起こされる感染症に良いとされる精油などが紹介されてました。
私がアロマテラピーに期待していることは、先ず“病気にならない”ための環境整備。
風邪やインフルエンザなど、細菌・ウィルスに感染しておこる病気を予防するには:
①菌を身体に入れないようにする
②菌が身体に入っても負けないような身体をつくっておく
大体こんな感じではないでしょうか?
菌は空気中を浮遊していたり、バスや電車などの公共の乗り物で吊革など手で触れるところについていたりします。それを吸い込んだり触ったりして鼻や口から体内に入れてしまうと、自分の細胞にとりついて倍々どころではないスピードで増えていきます。そして、熱鼻喉といった感じで症状がでてきます。
この時期お勧めなのは沢山ありますが、先ずはパルマローザ
パルマローザの主成分であるモノテルペンアルコール類は、抗菌・抗ウィルス作用に優れていて、しかも免疫調整もしてくれる優れもの。モノテルペンアルコール類の中でもゲラニオールは抗菌作用が一番強いのですが、パルマローザはこのゲラニオールが全成分の80%前後と大部分を占めています。抗菌・抗ウィルス作用が強い成分は他にもフェノール類やアルデヒド類などありますが、皮膚刺激が強いのが難点その点、モノテルペンアルコール類は皮膚を荒らす危険性も低く、安心して使えます。
ただし、ゲラニオールには“子宮収縮作用”があるので、妊婦さんは使用NGです。
先ほどのモノテルペンアルコール類は免疫調整もしてくれるのでおススメですが、この“免疫”を鍛えておくのが菌に負けない身体を作っておくことになります。
免疫強化に役立つ精油もこれまた沢山ありますが、フランキンセンス、ユーカリ・ラディアタ、ラヴィンツァラなどです。
フランキンセンスはモノテルペン炭化水素類のα-ピネンが25~55%と多く含まれますが、“森林浴の香り”と言われるほど森っぽい香りではないですよね。スキンケアにお勧めの精油の一つですが、副交感神経の働きを良くしてくれるのでそれが免疫強化の繋がるのだと思います。香りも素敵ですしね
ユーカリ・ラディアタとラヴィンツァラは成分がとても似ていて、香りも近いです。どちらも酸化物類の1,8シネオールを多く含みますが、ラヴィンツァラが60%前後なのに対し、ユーカリ・ラディアタの方は全体の70%前後と多いので、スッキリした香りが際立つ感じです。どちらも気管支の不調にお勧めされることが多い精油ですが、ラヴィンツァラの方が誘眠作用が強いという臨床結果も出ています。なので眠りたい夜にはラヴィンツァラがお勧め
Aromano教室では、個人的にはラヴィンツァラの方がリピーターさんが多い感じですかね。
抗菌でよく出てくるティートゥリーもこの時期大活躍の精油です。
モノテルペン炭化水素類とモノテルペンアルコール類をそれぞれ45%前後とバランスよく含み、“広く感染症に効果が期待できる”とNARDのケモタイプ精油事典にも載っています。
利用方法としては、『ふんわり香るアロマの使い方3つ』で簡単に出来る方法をお伝えしてますが、スプレーなどもマスクやお部屋にも良いですね。
アロマスプレーの作り方は、また別途記事にします。
Aromanoは中央線国分寺駅から徒歩/バスで約20分。西武多摩湖線・一橋学園駅から徒歩12分。
詳細はお申し込み頂いた方に個別にお知らせしております。
自宅教室ですので、事前にお名前、ご住所、お電話番号などをお知らせ頂いております。予めご了承ください。
ご予約、お問合せはコチラのメールへいただくか、
aromano.clay.handmaidcosme@gmail.com
下の申込フォームよりたまわります。