スペイン旅レポ　～　バスチケットの自動販売機利用方法～アストルガへ一日観光

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細切れスペインレポの続きです

7月18日にバルセロナからサンティアゴ・デ・コンポステーラへ行った後、20日にレオンへ移動してここでも２泊しました。

レオン２日目は、ガウディ建築のあるアストルガへバスで向かいました。

大通りから少し入ったところ、川沿いにバスステーションがあります。Renfeの駅から向かうと、川の手前を右折します。カテドラルなどがある街の中心地からだと、川を渡ってすぐの通りを左折します。

ネットで調べたところ日曜日は極端に本数が少なく、朝アストルガへ行く便は8時半だけでした。が、自動販売機で見たらまだいくつかチョイスがあり、8：30はなく9：00の便がありました。チケットは片道と往復選べるので往復で、復路は1時台のチケットが売り切れだったので、2：50アストルガ発で手配しました。

取敢えずチケットを購入すべく窓口に向かいましたが、どこも開いていません。平日だからだろうか？と思いましたが、この日は7月21日の日曜日です。ヨーロッパではバケーションの時期なのに、レオンのバス乗り場はガラ～んとしてます。

窓口が開いてない代わりに、自動販売機が一台置いてありました。

スペインの自動販売機はクレジットカードでエラーが出ることが多いので一抹の不安もありましたが、窓口が開いてないので取敢えずこれでチケット入手にトライするしかありません。

画面をタッチし、先ず言語を選択します。

スペイン語、英語、フランス語など言語が選べるので、英語を選びます。

次の画面で、“BUY TICKET（チケット購入）”を選びます。

次に、出発地と目的地を入力します。

ある程度文字をうったら右に選択肢が出てくるので、その中から選べばOK。

次に利用する日を選びます。

当日の場合もカレンダーから選べます。

写真を撮り忘れてしまいましたが、ココかこの前辺りで“One Way（片道）”か“Round Trip(往復）”かを選びます。下の写真の右真中辺りがオレンジになってますが、“Round Trip(往復）”を選択した後です。

往復の日程（同日であればその日）を選んで、右下の［NEXT］をタッチ。

スケジュールと金額が出てくるので、自分が乗るバスの金額のところをタッチ。

往復とも選んだら、確認画面が出てくるので行先や時間など再度確認して、OKであれば右下の[NEXT]をタッチ。

英語を選んでいるにも関わらず、スペイン語で案内が出る不思議

「INTRODUZCA LA TARJETA DE CREDITO Y SIGA LAS INSTRUCCIONES EN LA PANTALLA」

「TARJETA DE CREDITO＝クレジットカードを挿入し、画面の指示に従ってください」

初めてみた時は戸惑いましたが、スペインの自動販売機は日本のようにクレジットカードが吸い込まれるものではなく、カチっとはめるものです。

上の写真の右下、オレンジの暗証番号を打つところの下にクレジットカードを差し込むところがあります。ここにカードを差し込んで支払いをするのですが、全て完了したら画面に「クレジットカードを取り出してください」というようなメッセージが出るので、つまんで取り出すような感じです。

支払いまで全て完了したら、チケットが発券されるのを待ちます。

「3 de 5」という表示は、「5枚のうち3枚目を発券してます」というカウントです。二人分の往復チケット4枚と、領収証で5枚。

往復チケット二人分ですが、感熱紙なのでぺらっぺら

これをバスに乗る時に運転手に提示して、運転手が手で切れ目を入れたり端をちぎったりしてマークをつけてから乗車します。最初は「ハンコとかじゃないんだ

」って衝撃でしたが、ある意味合理的

珍しくエラーにもならず無事にチケットがゲットできたので、待合室の隅にあるカフェで時間待ちをして出発時間を待ちます。

出発時間の少し前に乗り場がある外に出たら、そこにも同じチケットの自動販売機がありました。

乗り場の番号を確認して、並びます。外に出ると、バスが既にとまってました。スーツケースなどの大きな荷物は横の荷物置き場に預け入れになります。バスのフロント部分に行先の表示もされているので、それも確認すると良いです。

ちなみに、チケットはバスの運転手からも購入できるようなので、駆け込みでも満席でなければ乗れます。スペインの長距離バスはエアコン完備でトイレもついているので、結構快適です。ちょっとした日帰り観光などにはお勧めです

以前は窓口でチケットを購入して、バスには乗るだけだったんですよね。バスの運転手さんはチケットの確認をするだけで、売ったりはしてなかったんです。それが簡単に処理できる発券機が各バスに備え付け出来るようになったようですね。後、並んでいる人の中にはA4の紙にプリントアウトしたものを持っている人もいたので、バスも事前にWebでチケット購入ができるようになってるんですね。

バケーションの時期でも窓口が開いていないってことは、今後チケット購入は主にネットか自動販売機でする事になるんですかね。『Vueling航空でバルセロナ出発～自動化されていたチェックインカウンター　』でも自動化の波を感じましたが、これからどんどんこういうのが増えていくんですね。つたないスペイン語でする窓口での会話も私は楽しかったのですが、なんかちょっと寂しいです。