ICA会報誌『EARCH』最新号届きました♡

ご訪問ありがとうございます。

ICA国際クレイセラピー協会の会報誌

『EARTH』

数日前に届いてちょっと放置してしまってましたが、久しぶりの眠れぬ夜に心落ち着けて読んでみました。

記念すべき30号（VOL.30)は、ICA国際クレイセラピー協会の10周年記念号でもあります。

Contents　（抜粋）：

◇世界を変えるための17の目標　（国連）

◇奪われる未来　（スウェーデンの女の子）

◇国際クレイセラピー協会設立10周年にあたって　（現代表）

◇クレイとブルーリ腫瘍　（アフリカのバクテリア感染症とクレイ）

◇火星で見出された粘土鉱物：地質史の語り部として

◇クレイセラピー理論と検査分析方法が確立するまで

◇Special Interview

　-　Hideyasu Takemoto　＜ナイアード取締役＞

　-　Kae Hada　＜クレイド；マザーアースソリューション代表取締役＞

　-　Kyoko Nagata　＜ナチュラルセラピースクールEarth代表・

クレイボランティアの会MARU生野代表＞

　-　Shoko Yakushiji　＜産前産後ケア＆クレイコンフォメリー＞

◇LAND　OF　AFRICA　

　～アフリカの大地と生きる人びとの暮らしを訪ねて

◇The Voice of Nature　～　地球と共に生きる本の紹介

会報誌の初めには、2015年の国連サミットで採択された、“SDGｓ（持続可能な開発目標）”のための17の国際目標が載っています。そして、気候変動の危機に気付いて世界中でアクションを起こした子供たちの、最初のきっかけになった15歳のスウェーデンの女の子のお話も。環境問題にも真摯に取り組んでいるICAならではですね。

次にあるのが、現代表である松本さんの10周年にあたってのお話や、世界中で日々研究されているクレイを使ったお手当とその結果の記事。アフリカのバクテリア感染によって起こる潰瘍に関するものでしたが、英語で書かれた記事を訳されたのは、私がICAのクレイセラピスト養成講座を受講した『クレイセラピー教室リップル』のありかわとしこ先生です

先生は以前翻訳家を目指して勉強をされていた時期もおありで、前号（Vol.29)からICA理事であるMatthew Mason氏の記事の翻訳を担当されています。英語とクレイ、両方の知識を活かせるお仕事ですね。

東邦大学の研究員で理学博士の山岸先生や、前代表の福島さんによるによる最新の化学的なクレイ研究の記事も、毎号楽しみです。太古の昔から癒しに使われてきたクレイですが、その科学的根拠はだまだ発展途上と言われています。最新のクレイの科学的な研究結果を知ることが出来るのも、協会に所属する意味の一つですね。

ICAの活動に関するレポートなどもありましたが、10周年のスペシャルインタビューは、クレイ業界では有名なナイアードやクレイドといった実際にクレイを商品として取り扱っている方々のお話や、クレイをセラピーとして提供している方々の体験談などでした。

インタビュー記事の一つは、私が以前リブログさせていただいた　『教室は自分色でやっていけば正解も不正解もないしライバルなんていない』

の長田京子さんまだお会いしたことはないのですが、お母様の在宅介護の経験から、クレイケアのボランティア団体を立ち上げるまでのことを、実体験に基づいてご教授くださってます。ボランティアの形もいろいろですが、“「有償ボランティアに拘る」ことが、継続的に長く活動するために必須だと考えています”というのも、必要なありかたですね。

今やネットでもクレイの情報を簡単に検索できるようになりましたが、こうして丁寧に紡がれた言葉たちを、実際の冊子として手に取って読めるって、個人的にはとてもありがたいし、良いなぁと思います。

最後の方の、「The Voice of Nature」というタイトルで紹介されているいくつかの書籍は、今後入手して読んでみたいものばかりです。

クレイを本格的に学びたいと思って先ず書籍を探したのですが、「クレイ」や「クレイセラピー」で探して出てきたのは、前代表の福島先生が書かれた「大地のエネルギーで癒す　クレイセラピー」くらいでした。