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先日の『比べてくれい❢ Clayワークショップ』の後、夜には市ヶ谷で開催された『医療メイクとメンタルケアの実例と解説』というセミナーに参加してきました。
セミナーというよりは、対談を聞く感じでしたが、お化粧と心理学、それぞれの専門家が実際の現場で体験されていることが聞ける、貴重な時間になりました。
先日受講した『住環境で環境問題と対峙する』も、丸善雄松堂による取り組み、「知と学びのコミュニティ」のひとつです。いろいろな学びの場を提供して下さって、ありがたいです
しおりさんとは、私がAromanoを始めたばかりの頃に参加した、更年期に関するセミナーで出会いました。その時にお話されていたJCTA 日本臨床化粧療法士協会のお話は今でもはっきり覚えています。
「認知症で目もうつろだったお年寄りが、紅一つさすことで顔がぱぁっと明るくなるの。」「瓶一つ開けるのも、リハビリになるの。」
施設に入ったお年寄りは、“やってもらう”のが当たり前になってしまい、だんだんと“自分で考えて行動する”という機会が少なくなります。それが“お化粧する=自分でできる”ことで、心を取り戻していく
お年寄り以外でも、例えば若気の至りでいれたタトゥーや、昔の手術痕など、ちょっと隠したいと思うものがあったとします。JCTAは、それを“自分で”隠せるようになるカバーメイクという技術をお伝えしています。
これが面白いもので、それまで気にして外出もできなかったような方が、カバーメイクが出来るようになると、“いつもで出来る”と前向きな気持ちになり、カバーしなくても外出出来るようになったりするそうです。
自分に手をかけることが出来なくなり、身なりにかまわなくなってしまった鬱の方なんかも、お化粧をして身だしなみを整えることによって、動き出すきっかけになったりもします。「スキンケアをすることは、自分を大事にする事」自分への労わりの行為が自己肯定感を高め、社会復帰の一歩を踏み出す勇気を与えてくれます。
お化粧するという行為は、“化粧を介した心理療法”なんですね。
基礎化粧品を使ったスキンケアも、カラーコスメを使ったメイクアップも、お化粧が人に与える影響って、やっぱり大きいのだなぁと感じました。
しおりさんがこの団体を立ち上げたのも、
「人のお役に立ちたいから」
ご自身が難病指定されている病で闘病生活を送ってこられ、そういった辛い時期を過ごしたのちに、「人のお役に立ちたい」という気持ちで行動できるって、すごく素敵な人だなぁと、ただただ感動です
今回対談の中でしおりさんが何度も仰ってたのは、
「自分で出来るようになることが大事」
それが自信につながります
手作りコスメも、そのうちコラボできたら良いなぁと妄想中です
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