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金曜日の夜、第二回目の『住環境で環境問題と対峙する』セミナーを受講してきました。
前回と同じく平日の夜7時からという時間設定でしたが、たくさんの方が参加されてました。
講師は、ご自身で「無垢里」という建築設計事務所を経営され、法政大学で教鞭もとられている金田正夫先生です。
今回も自然エネルギーのお話からで、太陽光の熱エネルギーである紫外線、可視光線、赤外線の説明がありました。
これ、先月トトラボで受講した『大人のための化学の基本』の実験でも可視光線の熱エネルギーに関してお話があったんですよね。
ホント、全ては繋がっている
前回は“今私たちを取り巻く地球環境が危機的状況に陥っている”、というお話がメインで、オゾン層に関してのお話がありました。今回もその辺りに触れつつ、先ずは太陽光からの熱エネルギーの一つ、“遠赤外線”に関して。
遠赤外線は空気を温めないのですが、物体にぶつかると熱に変わる為、私たちはそれを「暖かい」と認識するそうです。
今回もスライドを見ながらお話を聞かせていただきましたが、本来なら10回分ほどのボリュームを3回に凝縮してやるので、説明も早くてスライドも飛ばした部分が結構ありました。
お話の内容をザっと並べると:
◇温室効果ガスと言われるものの原因となるフロンの主な種類
◇地球から宇宙まで、オゾン層
◇赤外線
◇熱伝導率~茅葺屋根の民家はさむかったのか?
◇放射熱~夏の西日は暖かい
◇建築に関して~受熱面と日射熱線との間の角度
◇すだれは窓の内側にかけない~窓の外で日射をカット
◇寺の軒は何故深く出すのか?~寺の軒先
◇古寺の柱材は針葉樹
◇置き屋根~温度・湿度のコントロール
先生が行ってこられた、日本全国の昔ながらの家屋やお寺などの写真を実際に見せて頂きながら、自然の摂理を取り入れた昔の家屋がいかに優れていたかのお話がありました。
思いおこせば、母方の祖父母の家はエアコンなんてなかったけど、昔ながらの平屋で風の通りがよく、とても快適に過ごせました。夏に泊まりに行けば、窓を開け話して部屋の四方から蚊帳をつり、皆で寝ていたことを思い出します。
蚊帳って、、、皆さんご存知かなぁ
(画像はWikipediaからおかりしました)
また、同じ町内の親類宅の近くには納屋のある農家が多く、昔からある尖った茅葺屋根のおうちがまだたくさん残っていました。帰省して久しぶりに行くと、その家々もいくつかは取り壊されて平地になっていたり、新しい家に建て替えられていたりします。古い家屋の自然の摂理にならった建築がいかに素晴らしいかというお話を聞くと、とても勿体ない気持ちになります。
これから私たち自身が「省エネルギーではなく、省資源」を実現していくために、どう考えて行動していくべきなのか
今までの習慣をいきなりマルっと帰るのは難しいし、無理すると反動が怖いですよね無理の無い範囲で、例えばエコバッグを持ち歩いて、今までお買物してもらっていたビニール袋をお断りするとか、簡単なことからちょこっとずつ、自分が心地よいと思えることから始めてみるのもイイですね
最終回となる次回は6月14日(金)に開催予定だそうです。
Peatixというところに登録すると、お勧めのイベント情報がメールで送られてきます。私は昨年、「アロマテラピーの安全性を考える会」のセミナーを申し込む際に利用したのがきっかけで登録し、ちょくちょく面白そうなセミナーを見つけて足を運んでおります。
来週はこちら
アロマや手作りコスメとリンクする部分があるので申し込んだのですが、大好きな河村しおりさんにお会いできるのも楽しみです
自宅教室ですので、事前にお名前、ご住所、お電話番号などをお知らせ頂いております。予めご了承ください。
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