鷲原八幡宮の流鏑馬神事 | 緑と香りと光の中で~

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久しぶりに津和野まで出かけました。

寝坊して、8時出発予定が8時半になってしまいましたあせる

臨時駐車場は、道の駅なごみの里。

到着した時間は10時くらいで、あと3分遅れていたら満車になるところでしたあせる

 

 

目的は、鷲原八幡宮の流鏑馬神事です。

 
鷲原八幡宮は、950年に創建された古い神社で
茅葺き屋根の楼門がありますが、
何せ、古い神社なので、いまは社殿と共に修復中です。
 

 
馬場の全長は、270m。
古い形式の馬場としては現存する唯一のものだそうです。
 

 

馬場に沿ってソメイヨシノが満開を迎えていました。

 
 
今年は、まだ桜の花が残っていましたのでラッキーむらさき音符
 

 
射手の皆さんが、社殿で祈願する奉幣の儀が終わると、
馬場入りが始ります。

 

 

外国人の観光客も多いので、英語でのアナウンスもありました。

このような武士の姿は、外国人の方はワクワクするでしょうね。

 

 
馬は4頭いました。
昨日、宮崎県から来ているそうです。
射手の人たちと対面したのも昨日で、コミュニケーションをとって
本番を迎えているそうです。
 
 
鎌倉時代の狩り装束です。
腰にある鹿の革は夏の皮だそうです。

 
大勢の観客の前を走り抜けるので、
こうやってその場の空気感に慣すのは大切ですよね。
 
 
馬を驚かせないために、
ペット同伴禁止、日傘禁止、撮影時のフラッシュ禁止などの規制がありました。
 
 
いよいよ流鏑馬が始ります。
馬と射手の呼吸を合わせて270mを駆け抜けます。
 

 

射手は「陰陽」と言いながら、弓矢を引き、的を狙います。

 

「陰陽」は、あらゆる物事を陰と陽のニに分類する思想で

厄除けの言葉でもあります。

 

 

弓矢を射る的は三つあり、

一の的は国の繁栄

ニの的は天下泰平

三の的は五穀豊穣

併せて疫病、悪魔退散を祈願するのが流鏑馬です。

 

昔は、疫病も多かったので健康祈願を願い、

その思いを射手が的に矢を射っていたことから

「医」という字ができたと聞いたことがあります。

 

 
動画も撮影してみました。「陰陽」という声が聞こえるかな。
馬の走る姿ってキレイですが、
走るのが速いので、ニと三の的は次の矢の準備が大変そうでした。
 
的に命中する度に歓声が上がっていました。
 

 

当たり的は、その場で字を書いて頂けます。

板一枚は8000円、半分は5000円で購入する形です。

 

3人の人が書いていましたが、皆さん字が上手ラブ

 

 
納めたお金が板代になったり、流鏑馬の維持費になったり、
神社の修復費になったりする貴重な資源になります。
 
 
流鏑馬は見るけど、お賽銭を入れて参拝する人は少ないように思います。
 
一緒に出かけた若者の1人でもある娘が
「まだ参拝していないから早くしよう。」と言っていました。
そして、修復費の協力金箱にもお金を入れていました。
 
こういう気持ちって本当に大切です。
 
そして、神社のお祭りの日に参拝すると、
やっぱり神様もパワーアップしていますね。
逆に参拝しないともったいないですよ~爆  笑
 

 

縁起物の当たり的は、両親の健康を願い、購入しました。

わが家にも平成31年の当たり的を飾っていますむらさき音符

 

今回、久しぶりだったけど、

やっぱり、このお祭り好きだから来年も行きたいな。