西宮八幡宮の花手水は、「笹の節句花手水」になり1週間が経ちました。
そのときに使用したアジサイがそろそろピークを迎えてきております。
とくに小さな丸い手水鉢は、水の流れがないので、
お花が終わるのがとても早いです
でも、ありがたいことに
新しいアジサイをたくさんご奉納頂きました
この日は、夕方からお手入れに神社へ。
この時間帯は、良い感じに西日が花手水を照らすベストタイム
夕方にも関わらず
入れ替わるように次々と参拝者様が花手水を愛でられていました。
とにかく、アジサイがたくさん
きれいな紫色から空色まで
たくさんありすぎて、飾ったことがないところまで飾ってみました。
まるで、絵の具で塗ったかのような美しい色です
織り姫様の周りにはピンク色
彦星様の周りには紫色
丸い小さな手水鉢には空色のアジサイ。
ただいま、発色の良いアジサイだらけの花手水です
西宮八幡宮の花手水は、しょっちゅう花の配置が変わります。
そのときの花をどのように美しく活かすか?
ひらめきとともにすべて作り替えることも多々
皆様の
「かわいい~」
「きれい~」
が励みになっております
そして、この日、誰もいない境内には
心地よい風鈴の音色・・・
そこに、飛行機の飛ぶ音が聞こえ、空を見上げると
こんなにも美しい空が広がっていました。
あぁ・・・
こんな素敵な空間に包まれて
花手水のお手入れをしていたんだなあ・・・
境内には
神様と私がいて
花手水には光がさしていて
そんな小さな世界を
宇宙につながる空が見守っているように感じた時間でした。