☆織り姫と彦星について☆ | 緑と香りと光の中で~

緑と香りと光の中で~

自然の恵みに感謝し、心豊かな生活を過ごしたいと思います。
今を大切に♡

ただいま、宇部市に鎮座します

西宮八幡宮の花手水は、「笹の節句花手水」となっております。

 

 

「桃の節句」や「端午の節句」は有名ですが、

あまり聞き慣れない「笹の節句」。

ようは、7月7日の七夕の日のことです。

 

「節句」の「節」は、季節の変わり目という意味があり、

節句は季節の節目に、無病息災、豊作、子孫繁栄などを願い、

お供え物をしたり、邪気を祓う行事です。

 

日本の四季や文化を大切にした花手水を

お作りさせていただきたいと思っているのですが、

「無病息災」というキーワードもあるのは

今のコロナ禍で作りしている花手水は、理にかなっていますねビックリマーク

 

 

花手水には、織り姫と彦星がいます音譜

 

私が子供の頃に聞いた織り姫と彦星のお話は、

7月7日に天の川を渡って一年に一度だけ会えるというお話です。

 

もともとは、織女と牽牛の二星をめぐる中国漢代の伝説に由来しますが、

この歳になって日本古来のお話があることを知りましたひらめき電球


古来、日本では旧暦の7月は初秋にあたり、

多くの実りある収穫を望むこの時期、

水辺に設置した機屋(棚)で水神に供する機を織りながら

神霊の訪れを待つ信仰儀礼があったそうです。

 

そんな神に捧げられる巫女を「棚機津姫(たなばたつめ)」と呼び、

『古事記』や『日本書紀』で収められた神話にも登場します。

 

 

現在の七夕は

中国の七夕伝説や風習と日本の神話が混ざったもので、

織り姫と彦星のようなお話は世界中にあるようです。

 

 

今回、七夕を「笹の節句」という呼び方も知ったり、

「棚機津姫(たなばたつめ)」のことも知りました。

 

マニアックな知識ですが、

神社好きな私としては、新しいお話を知ることができて

楽しいです音譜爆  笑音譜