(株)グリーンフレグランスの枡田です
弊社の活動の一つとなりました、西宮八幡宮の花手水作成。
９月は、９月９日の重陽の節句をはじめ、
今年の中秋の名月は９月１０日、
敬老の日、秋のお彼岸・・・という日本らしい歳時記がたくさんあります。
そのような９月を、西宮八幡宮の花手水で表現したくて
新たな花手水を「長月花手水」と命名させて頂きました。
9月は「長月」と言いますが、
9月9日の「菊の節句（重陽の節句）」を含み、菊の花が咲く月であることから
「菊月」呼ばれています。
「菊の節句（重陽の節句）」は、昔は五節句を締めくくる行事として
最も盛んだったといわれています。
そして、不老長寿や繁栄を願う行事をおこなってきました。
菊は昔から薬草としても用いられ、延寿の力があるとされてきました。
不老長寿を願うことから「菊の節句」といいますので、
今回は黄色の小菊をたくさん使っています。
また、今年の中秋の名月が9月10日です。
中秋の名月は「一年で最も美しい月」と言われています。
黄色の小菊で満月をイメージしました。
月の模様は、日本ではウサギが餅つきをしているように見えると
言われていますので、満月に西宮八幡宮のウサギを置きました。
点在している花たちが星のように見えます
自然の美しさを触れる花手水も目指しました。
そして、9月には秋のお彼岸があります。
今年は9月20日（火）から9月26日（月）までの7日間です。
この世を「此岸（しがん）」、あの世を「彼岸 （ひがん）」と呼び、
太陽がちょうど真東から昇り真西に沈む春分の日と秋分の日は
「此岸」と「彼岸」が最も近づく日であると考えられました。
このことから、先祖供養の日としてお墓参りが広まりました。
夏から移り変わる日本の初秋を感じて頂きたいと思います。
キンモクセイ精油を中心としたブレンドのアロマキャンドルを
ご用意していますが、赤紫色の葛の花があるときは
そのフローラルな香りも嗅いで頂きたいと思います。
西宮八幡宮の花手水をお楽しみ下さいませ
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