アロマリラックス&
リフレインセラピストカレッジ山口校です
3月18日~20日にかけて
萩市の萩・明倫学舎で開催されるイベント 「香りをまとう✕萩・明倫学舎」
イベント期間中は、植物の香りで組み合わせた約20種類の香水を展示します
いろいろ嗅いでみてください(参加料無料)
もし、気に入った香りがございましたら
香水を作ってお持ち帰りください(参加料有料)
AEAJ認定アロマブレンドデザイナーが生み出した香りをご堪能くださいませ
イベント 「香りをまとう✕萩・明倫学舎」では
香りの系統分類の「フゼア系」と「シプレ系」の香水も展示しますが、
「フゼア系」と「シプレ系」は、アロマテラピーでは香りの系統分類では使わない言葉です。
「フゼア系」と「シプレ系」は、香水好きの方はご存じの系統だと思いますが、
一般的ではないので、事前情報としてご紹介したいと思います。
「フゼア系」は男性向け、「シプレ系」は女性向けの香水と言われていますが、
いまは、ユニセックスタイプの香水もあるようです。
「自分らしさ」を表現する時代なので、
その人の個性を引き出す手段に、香水は魅力を増すアイテムになりますね
フゼア系
フゼアノートとは
ベルガモット(シトラスノート)、ラベンダー(アロマティックノート)、
ゼラニウムとローズとジャスミン(フローラルノート)、オークモスとベチバー(ウッディノート)の
香りを組み合わせた香調の複合ノートです。
名前の由来は、1882年に発売されたFougere Loyale(フジェール・ロワイヤル)という香水です。
それがたちまち大人気になり、フゼアという一つのノートを確立しました。
ちなみにフゼアとは「シダ」のことですが、
シダの香料はないのであくまでも「シダをイメージした香り」のことです。
フゼアノートは、爽やかでありながらセクシーな香りが多く、
主に男性向け香水として作られる香りですが、
近年では女性向けのフゼアの香水も販売されています。
ラベンダー(アロマティックノート)は、香水の世界では女性ではなく
男性向きといわれています。
アロマテラピーを勉強した人は、「へぇ~」という反応だと思います。
フゼア系の香水を好む女性は、香水を使いこなし、
自分軸がしっかりある格好いい大人女子が多いようです。
シプレ系
シプレノートは
主にベルガモット(シトラスノート)、ローズとジャスミン(フローラルノート)、
パチュリとオークモス(ウッディノート)、システ(バルサム・レジンノート)の
香りを組み合わせた香調の複合ノートです。
名前の由来は、1917年に発売されたcoti(コティー)社の le Chypre(ル・シープル)という香水です。
キプロス島を訪れた調香師が その想い出をやイメージを香りで表現しました。
その香りがたちまち人気となり、シプレという一つのノートとして捉えられるようになりました。
ちなみに、ムスクを多めに使うと
「モダンシプレ」というタイプの香りになりますので、
ムスクの香りに似たアンブレットシード(オリエンタルノート)を使用して
「モダンシプレ」のイメージの香りを作り上げていくのも楽しいです。
ほかには、シトラスノートやグリーンノートなどの香りを組み合わせた香水も
実際にあります。
シプレ系の香水を好む女性は、優雅で気品のある大人女子が多いようです。
プラッシュアップ講座3回目と4回目で
「フゼア系」と「シプレ系」の香水を香調していきます。
どんな香水になるのか楽しみです
イベント 「香りをまとう✕萩・明倫学舎」では
「フローラル系」の香水もあります
ほかにも、アロマブレンドデザイナーたちのオリジナル香水もたくさん