アロマリラックス
リフレインセラピストカレッジ山口校です
冬になって、久しぶりにブーツを靴箱から出したときや
靴を脱いだとき、ニオイが気になったことはありませんか
外出先で履き物を脱いだ時にドキドキしますよね
履き物が臭う原因は、一日中履き続けた靴の中が温度と湿度が高くなり、
足の皮膚にいる雑菌が繁殖しやすい環境になっています。
その雑菌がニオイを発生させている原因なのです。
靴の中の高温多湿の密閉環境という環境は
靴の中に閉じ込められた雑菌たちは居心地が良いので増殖し、
さらに足の汗・皮脂・垢をパクパクと食べます。
雑菌たちは食後に出るゲップのように「イソ吉草酸」を出します。
それが足の臭いの原因です。
イソ吉草酸は、皮膚の上に存在している「皮膚常在菌」が生み出す物質で
人に不快感を与える刺激臭を持つのが特徴です。
そこで、アロマテラピーが有効な理由は
植物という生物は一生その場で生きていきます。
そのため、外敵から身を守るために細菌・真菌・原虫・ウイルスなどを
寄せ付けない物質を自ら生産しています。
植物から抽出した精油成分にもこの抗菌物質が含まれているため、
ニオイの元である靴内部の細菌の繁殖を抑えてくれるのです。
また精油には「中和消臭」があり、気になる臭いを消し去ってくれます。
香りをかぶせて臭いを隠すのではなく、
悪臭物質と精油が接触し結合することで無臭の物質に変化させます。
とくに、シネオールという芳香成分が中和消臭作用が高いので、
ユーカリ精油は有効です。
他には、抗真菌、抗菌、消毒、デオドラント作用などを期待して
サイプレス精油、ゼラニウム精油、ラベンダー精油、ティートゥリー精油も
おすすめです。
1日中、靴を履いている娘のために
アロマシューズキーパーを作ってみました。
材料
靴下 ………… 1足
ペーパークッション … 適量
出汁パック … 2個
ユーカリ精油
サイプレス精油
ゼラニウム精油
ティートゥリー精油
ラベンダー精油
靴下は、古くなった物でも
今回は、百均のセリアで購入しました。
作り方
①出汁パックに、ペーパークッションを丸めてぎゅっと押し込み入れます。
②1つの出汁パックに、精油を精油を10滴ずつ、合計50滴を垂らします。
はっきりと香り付けしておかないと、悪臭防止法施行令の悪臭物質として
指定されているイソ吉草酸の臭いに勝てません。
③出汁パックを折りたたみ、靴下に入れます。
④出汁パックをつま先まで入れずに、つま先を入れ口に入れます。
または、出汁パックをつま先まで入れてリボンで結びます。
⑤靴の中に入れて完成
もし、シューズキーパーを入れたまま、箱などに収納して片付ける場合、
精油の量を半分に減らしてください。
精油には樹脂系を劣化させる働きもあるため、履き物を傷めます。
革製分の場合でも接着剤が樹脂系の可能性があるので、
同様の使い方をお願いします。
ぜひ、アロマライフのご参考にされてくださいませ