(株)グリーンフレグランスの枡田です
５年前の９月23日
思うことがあり、一大決心をして法人化しました。
その日も弊社所在地をお守りする神様へご報告のご挨拶に伺いました。
そして、５年後の９月23日も
神様へのご報告と感謝をお伝えに伺いました。
５年前、清水の舞台から飛び降りるような思いで、
法人化にするための準備を進めていきました。
本当にこれでいいんだろうか
司法書士さんのところへ行く度に、頭のどこかによぎりました。
あまりのプレッシャーに、司法書士さんのところで腹痛になり、
帰宅して急いでトイレに駆け込むこともありました。
なぜか、私の周りには、第６感以上の感覚が研ぎ澄まされている人が多く、
そのような人たちに「会社設立を考えている。」と話すと
皆さん共通の返答が「やったらいいんじゃない。」
サラッと言うのです。
会社にして何をするの
何のために会社にするの
という質問もなく
「やったらいいんじゃない。」とサラッと。
清水の舞台から飛び降りる勇気が必要な私に
「やったらいいんじゃない。」とサラッと。
何年も迷っている私に
「やったらいいんじゃない。」とサラッと。
「何を根拠に」と思っていました。
最終的に背中を押してくれたのが、
佐賀県武雄市にある樹齢２０００年とも３０００年とも言われている巨木でした。
昭和３８年に落雷により、大部分を焼失したクスノキです。
偶然、武雄市に行くことになり、
偶然、乗ったタクシーの運転手さんが
この木の話をしてくれたのです。
気になって、行ってみることにしました。
この木には大きな穴が空いていますが、生きています。
木の中に入り、空を見上げました。
これほどの辛い目に遭いながら、生きる決心をし、
ありのままを受け止めている巨木の姿。
何千年と生き続けている巨木の中に
たかが数十年生きている私が
「会社にしようか、どうしようか・・・」という悩みは
この木からしたら、ごま粒よりも遙かに小さいものだと思いました。
”やらないで後悔するより、やって後悔するほうが
人生最後を迎えた時に未練なく旅立てる”ことに気づかせてくれました。
そして、早５年が経ちました。
少しは成長しているんだろうか
何も変わっていない気はしますが、
講師活動が中心となっている「アロマリラックス」ではなく、
事業活動が中心となっている「グリーンフレグランス」への
意識がシフトしています。
５周年のご挨拶に奉献する日本酒に選んだのは
「桂月」というグリーンカラーの一升瓶です。
酒屋でこの「桂月」を見つけたとき、
「桂」という漢字の意味が気になり、調べてみました。
「桂」という樹木の特徴は香りが良く、
カツラ科の植物は街路樹や建築材などに使われるほど丈夫であることから
香りが包み込むようなや柔らかい雰囲気と
樹木としてのどっしりとしたイメージを持ち合わせる「桂」という漢字を使っている日本酒にしました。
奉納した日本酒の味を確認したくて、自宅用に小さなビンを購入しました。
パイナップルのようなフルーティーな香りがする美味しい日本酒でした。
さすが、フランスで開催された日本酒コンクールで金賞を獲ったお酒です。
５周年の９月２３日、５年前の様々な出来事を思い出しました。
そして、５年後の９月２３日に事業活動が形になっていることを
ご報告できるように歩んでいきたいと思います。
ありがとうございます
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