香る菊の節句花手水 | アロマリラックス(リフレインセラピストカレッジ山口校)&グリーンフレグランス

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山口県宇部市 心と身体の健康に役立つ教室 アロマテラピーコンサルティング

 

(株)グリーンフレグランスの枡田ですほのぼの

 

 

 

 

弊社の活動の一つとなりました、西宮八幡宮の花手水作成。

真夏は、花が持たず苦労しました。

そこで出会ったのがホオヅキ。

花より持つことがわかり、「香る夏の縁日花手水」でいっぱい浮かべました。

 

 

すると、副産物で、たくさんの透かしホオヅキになりましたハート

 

 

透かしホオヅキは、9月からの「香る菊の節句花手水」に使用しました。

 

 

菊の節句にちなんだ花手水なので、菊をメインにしております。

 

◆菊の節句とは◆

古くから、奇数は縁起の良い陽数、偶数は縁起の悪い陰数という考えがあり、

その奇数が連なる日をお祝いしたのが五節句の始まりです。

めでたい反面悪いことにも転じやすいと考え、お祝いとともに厄祓いをしていました。

 

1月7日 人日の節句(七草の節句)

3月3日 上巳の節句(桃の節句)

5月5日 端午の節句(菖蒲の節句)

7月7日 七夕の節句(笹の節句)

9月9日 重陽の節句(菊の節句)


中でも、一番大きな陽数(9)が重なる9月9日を

陽が重なると書いて「重陽の節句」と定め、不老長寿や繁栄を願う行事をしてきました。

昔は、五節句を締めくくる行事として、昔は最も盛んだったといわれています。

 

菊は、昔から薬草としても用いられ、延寿の力があるとされてきました。

不老長寿を願うことから別名「菊の節句」といいます。

 

 

今回、龍神様からのびる赤い糸(紐)のデザインにしました。

 

それには、意味がございます。

西宮八幡宮の神様は「ご縁を繋ぐ神様」です。

 

 

「人」と「人」のご縁もそうですが、

「彼岸」と「此岸」を繋ぐ血縁も兼ねております。

 

ご先祖様があっての私たちです。

 

9月は秋のお彼岸もあります。

いまは、なかなか県外のお墓参りに行きにくい状況ですが、

行けなくても、思いは繋がっています。

そのような思いも重ねてみました。

 

 

ところで、「菊理媛尊(菊理媛命)」という神様をご存じでしょうか?

「古事記」には登場せず、「日本書紀」に登場する女神様です。

呼び名は「くくりひめのみこと」。

 

日本の神様カードでは、「菊理媛神(くくりひめのかみ」で紹介されております。

お名前に「菊」がついていたり、菊を「クク」とお呼びしたりと

9月9日の菊の節句にまつわる神様のようなイメージですが、

そういう訳ではないそうです。

 

しかし、日本の神様カードによると

「あちらとこちらの次元の橋渡し」という意味もあるので

カードには、赤い紐(糸)が描かれています。

 

 

◆菊理媛尊◆

日本の国土を誕生させる「国生み」と

地上の営みを司る神々を誕生させる「神生み」の役割があった

伊弉諾尊(いざなぎのみこと)♂と伊弉冉尊(いざなみのみこと)♀という男女の神様がいました。


伊弉冉尊♀が火の神を出産した時の火傷で亡くなってしまうと

悲しんだ伊弉諾尊♂は、死の国である「黄泉の国」へ妻を迎えにいきます。

ところが、醜く変わった妻の姿を見て伊弉諾尊♂は逃げ出してしまい、

怒った伊弉冉尊♀は夫の後を追います。

 

黄泉の国との境界で対峙するふたりの前に登場するのが「菊理媛尊」です。

伊弉冉尊♀の耳元で何か言葉をささやいて、その怒りを鎮め、

伊弉諾尊♂との仲を仲裁をしました。

 

現在は、「和合の神」「縁結びの神」としても崇敬を受けていますが、

悪縁を絶ち切るご利益もある「縁切りの神」でもあります。

 

そして、菊理媛は龍神である、または龍神と関係の深い神様だといわれています。

理想の構図ですね下矢印

 

 

お盆の時期、お墓にホオヅキが供えられてますが、

これは迎え火の代わりです。

 

ホオヅキもご先祖様と繋ぐ意味があります。

 

 

9月9日が「菊の節句」なので、菊がメインになりますが、

秋のお彼岸は9月26日からですので、

10日以降は、他の花に変えたいと思います。

 

 

 

 

公式HPはこちらをクリック下矢印

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