グリーンフレグランスの枡田です
弊社の活動の一つとなりました、西宮八幡宮の花手水作成。
７月３１日の夏越の大祓神事をお迎えする日を迎えました。
夏越の大祓神事は、今年も時間指定はなく、
８時３０分～夏越の大祓神事の時間とお聞きしたので、
それまでには完成させました。
一年前から始まった西宮八幡宮の花手水。
一年前は、アジサイが旬の花でした。
今年のアジサイは早く、すでに終わっていますので、
何の花を使おうか・・・
新しいお花を手水に追加しても
暑さと水温の関係で３日で終わってしまいます。
夏越の大祓神事当日の花、何にしよう・・・
ずっと悩んでいる中、東京オリンピックが始まりました。
メダリストがもらうビクトリーブーケ。
ひまわり、リンドウ、トルコキキョウ・・・夏の旬の花です。
花を求めて何店舗も回った時、２店舗の店主さんがおっしゃっていました。
「旬の花のほうが持ちが良いよ。トルコキキョウはどう？」
その言葉も思いだし、タイムリーに開催されている
東京オリンピックのイメージも被せて、ひまわり、リンドウ、トルコキキョウを
使用することに決定しました。
いやぁ～花選びは産みの苦しみでした
コロナ禍で、思うようにならない生活を未だに強いられています。
行きたいところへも行けない状況下なので、
西宮八幡宮に行くと、気持ちが上がる雰囲気にしたい
また、１年間続けることができたのは、皆様の温かいお言葉でもあります。
皆様の期待にも応えたいという思いで、がんばりました。
私の計画を事前にお話しして、参考画像も見て頂いたところ
神主さんは「無理。無理。」とおっしゃいました。
確かに、境内に参拝者がいない時間も多く、
願い事を書いた短冊が集まらない可能性が高いのです。
今までやっていなかったことを、多くの方が共感して下さり
願いことを短冊にお書き下さる・・・という流れに持って行くのは難しいことでした。
その課題をクリアするために
短冊を２０枚ごと結んだ笹を手水舎に飾ることでした。
また１本、また１本。どんどん豪華になっていく手水舎。
その甲斐があって、３００枚以上集まりました。
花手水は、この１年間を支えてくれたメンバーが集結しました。
「桃の節句花手水」のお昼間担当のお雛様
「桃の節句花手水」の夜間担当のウサギ雛
「端午の節句花手水」の鯉
「笹の節句花手水」の織り姫と彦星
龍神様には、茅の輪の茅で後光が差しているように。
下の部分も飾りました。
獅子舞くんも飾りをヴァージョンアップ。
２５基ある石灯籠にはアロマキャンドルを設置しました。
神主さんが「無理。無理。」といった景色。
無理じゃなかった。
太陽に当たってキラキラ光る七夕飾り
皆様の短冊のお陰です。
１５時過ぎには、無事に神事も執り行われました。
オールキャストで皆様をお迎えする１日限りの共演の時間は終わりました。
その場所には、アロマキャンドルと
東京オリンピックのビクトリーブーケと同じデザインの花束を。
皆様への感謝の気持ち
癒やしの場
伝わったでしょうか？
西宮八幡宮の花手水は、「宇部市初」の花手水です。
香る花手水は、「日本初」ではないでしょうか？
でも、もっとも大切なことは
ナンバーワンではなく、オンリーワンです。
８月７日夕方からは、また新たな花手水を制作いたします。
個性を表現していきたいと思います。
１日も早くコロナが終息しますように・・・
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