自律神経の不調と背骨の関係
「なんとなく体調がすぐれない」「めまいがする」「息苦しい」「眠りが浅い」「検査では異常なしと言われたけれど、つらさがある」
そんなお声を聞くことがあります。
不調の背景には、自律神経の乱れが関係している(そう考えることはありませんか!?)

背骨コンディショニングで自律神経の不調は、背骨、特に仙骨・胸椎・頸椎の歪みに注目し、背骨が歪むことで神経が引っ張られると考えています。その結果、神経の伝達がうまくいかず、さまざまな不調として体に現れると考えています。
背骨コンディショニングでは、ただ一時的に楽にするのではなく
①ゆるめる
②矯正する
③筋力をつける
この3つの要素で、体を整えていきます。
今日は、自律神経の不調に関係しやすい部分と、レッスンでもお伝えしている体操について少しご紹介します。
首と頭の付け根を整える
まず大切なのが、首の上。
特に頸椎の1番あたり、頭蓋骨のすぐ下の部分は、めまいや頭痛、自律神経の不調とも関係が深い場所です。首の骨が後ろにずれることで、脳神経や迷走神経などが引っ張られ、不調につながることがあります。
レッスンでは、首を無理に動かすのではなくできる範囲で整えていきます。
たとえば座った状態でも行える動作。肘をテーブルや膝の上に置き、手であごを支えます。
下から少し突き上げるように支えながら、顔を左右にゆっくり倒していきます。
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回数の目安は30往復ほどですが、めまいが出やすい方は、動きを小さくしてください。
「たくさん動かすこと」よりも、「無理なく続けられること」が大切です。
また、仰向けになって、頭蓋骨のすぐ下に仙骨枕やこぶしを当て、j左右に上下や左右に小さくゆらす方法もあります(頸椎のセルフ矯正)
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胸の周りと肩甲骨を整える
次に大切なのが、胸椎、つまり背中の骨です。背中が丸くなっていると、胸の周りがかたくなり、呼吸が浅くなったり、息苦しさを感じたりすることも。胸椎のあたりには自律神経と関わる大切なポイントもあります。
肩甲骨をしっかり動かす体操を行います。
四つん這いになり、肘を伸ばした状態で胸を床に近づけるようにします。このとき、肩甲骨を背中の真ん中に寄せるような感覚です。
そのまま体を前後に動かしたり、円を描くように動かしたりします。
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肩甲骨の間がじんわり動いてくると、背中まわりが少しずつ緩んできます。
土台となる仙骨を整える
自律神経を考えるうえで、とても大切なのが仙骨です。仙骨は骨盤の中心にある骨で、体の土台ともいえる場所。
この仙骨が後ろにずれると、副交感神経が出ている部分に影響し、自律神経の伝達にも関係してきます。
仰向けになり、尾骨のあたりに仙骨枕や丸めたタオルを当てます。そのまま膝をそろえて、左右にやさしくゆらします。仙骨を天井の方向へ戻していくようなイメージです。
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腰に痛みが出る場合は無理をしないでくださいね。
回数を減らしたり、タオルの厚みを調整したりして、自分の体に合わせることが大切です。
筋力!整えた状態を保つための筋トレは必須
背骨コンディショニングでは、体操で緩めることも大切ですが、それだけでは終わりません。
整えた背骨を良い状態で保つためには、支える筋肉をつけることが必要です。
特に大切なのは
お尻の筋肉(大殿筋)
背中の筋肉(脊柱起立筋群)
肩甲骨の間の筋肉(菱形筋)
背中を支える筋肉を鍛えるバックエクステンションや、肩甲骨を寄せるローイングなどを行うことで、背骨がまた歪みにくい体を目指していきます。
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地道な身体づくりになるので地味に感じるかもしれません。ですが体を変えていくためには、特に大切なところです。
自律神経の不調は、コツコツ整えることが大切です
自律神経の不調は、1回で全部よくなるというより、少しずつ体を整えていくものです。「すぐに変わらないからダメ」ではなく、体は少しずつ整う方向へ向かっていきます。
・検査では異常がないと言われたけれど不調が続く方
・めまいや頭痛、息苦しさ、眠りの浅さなどでお困りの方
・なんとなく自律神経が乱れている気がする方
そんな方は、背骨の歪みや神経の伝達という視点から、体を見直してみるのも一つの方法です。レッスンでは体の状態を見ながら、無理のない範囲で体操をお伝えしています。

自分の体を整える方法を知っておくことは、毎日の安心にもつながりますよ。気になる方は、通常レッスンや個別矯正でご相談くださいね。



