健康になりたい…
とか
興味がある
といった方から、
最近よく色々と質問されます
接骨院に行ったり
街のマッサージ店に行ったり
温浴施設に行ったときに揉んでもらったり…
色々してるけど、良くならない
揉んでもらっても、その時だけなんだよね〜
と。
わたしも、実際施術に入ってて
整体にしろ、アロマトリートメントにしろ…
『このコリの大元はどこだろ
』
』と思って、施術しながら観察してると
ほぼみんなが、足型が乱れてる
足指が使えてないから、カラダが支えられてない
という結論がでるのですけど
なかなか、肩こりのお悩みがある人に
『足型アーチを整えて、足指を使えるようにしましょう
しっかり足指使えるようにするためには足爪の形（カットの仕方）が大切なんです』
』と話したところで、
『今は肩をどうにかしたいの
』
』と思って満足されません
施術している私も、
ただトリートメントやほぐしても
土台改善しないで、同じようなカラダの使い方してたら同じ悩みがまた出るよね
って思います
なので、土台の話もしつつ…
こんなお話をしました
『肩甲骨周りがパンパンで動かない』
』『姿勢を意識していても猫背になっちゃう』
というお悩みだったのですけど…
わたし達は日常生活を送る中で
カラダの後ろ側を意識することって
ほとんど無いですよね
という事は、後ろ側を『動かす』という意識をすることもないって事ですね
本を読むとき
パソコン作業をするとき
料理を作るとき
掃除をしてるとき…など
日常生活のなかでは『前傾姿勢』になってることがほとんどです。
だからこそ、普段は意識していないカラダの後ろ…
特に『肩甲骨』を意識するだけでも
カラダは変わってきます
肩甲骨は【天使の羽】です
肩甲骨を動かすと、肩甲骨の周りにある
【褐色脂肪細胞】が刺激されます
褐色脂肪細胞というのは…
脂肪を燃焼してエネルギーを作る
という素晴らしい細胞
わたし達のカラダには
【白色脂肪細胞】と【褐色脂肪細胞】の2種類の脂肪細胞がありますが…
白色脂肪細胞は
下腹部、太もも、お尻、背中などに分布していて、余分な脂肪を『中性脂肪』として貯め込む働きがあるんです。
褐色脂肪細胞は
白色脂肪細胞からエネルギーを受け取ると、それを燃焼して体温を上げてカラダを温める働きがあるんですね。
なので
褐色脂肪細胞が多く活発に働くほど、脂肪をどんどん消費してくれるんです
意識して褐色脂肪細胞を刺激すれば代謝もよくなって、肥満を予防する効果があるというわけなんです
この素晴らしい細胞は肩甲骨の周辺にあるので…
『天使の羽』の肩甲骨を動かせば肥満予防効果もあるうえに、体温も上がって免疫力も上がるということなんです。
肩こりは、外から揉むだけでは
多くの人が気づいてるように
一時的に血行は良くなるかもしれませんが、長続きはしません
外側の筋肉を刺激してるだけに過ぎないですから
ご自身でもインナーマッスルを刺激するようなストレッチも取り入れることをお勧めします
例えば、トレーニングマシンなどで
二の腕にある上腕二頭筋を鍛えれば、太くて硬い立派な筋肉ができるかもしれませんが…
鍛えてるのはあくまでも外側の筋肉。
なので、腕の可動域が広がることはないんです
インナーマッスルを鍛えると…
内側の筋肉はしなやかに柔らかく伸びるので可動域が広がるんです
例えば…
（動画はネット上からお借りしてます）
痛くない程度に…
腕が肩甲骨から始まってる
と意識して↑こんな動きをしてみるとか
動かしてみる前と後では、肩関節の柔らかさが変わって…
腕を後ろで組んであげたりすることもできるようになってるはずです
他にも、
肩甲骨を意識しながら腕を捻りながら上にあげたり…
前に腕を出したり…
横に腕を伸ばしたり…
という動きを繰り返してると
肩甲骨周りの動きが良くなったと実感されるはずです
わたしに声をかけてくださった方は…
アーユルヴェーダでいえば『カパの乱れ』だろうな…
と思うくらいに、全身がパンパンに張ってしまっていて本当に苦しそう
ちょっと肩と腕を触っただけですけど…
巡りが悪くなりすぎて、ガチガチタイプ。
だいぶ、ため込んじゃってました。
整体には通ってるんだけど…
と言ってましたが、そんなタイプの方は
指先の『点』で圧をかける整体も良いですが
手のひら全体の『面』で効率のよく流してくれるオイルトリートメントで何度か流してあげたらいいのにな〜
という印象でした。
これから寒くなると
縮こまって、より前傾姿勢になってしまいますよね
寒い時期こそ
天使の羽をしっかり動かすよう意識してみましょう
歩いてる時にも肩甲骨を動かして「ながら体操」するだけでもカラダの巡りは良くなりますよ
ケンコーコツは、ケンコーのコツです
良い姿勢で歩くためのポイントは『肩甲骨』です
わたしも気になる
という方がいらしたら…
ちょっとカラダの後ろ側にも意識を向けて見てくださいね