第58回 日本心身医学学会近畿地方会 | アロマセラピストMasumiのブログ【ケアルームJupiterのお知らせ】

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第58回 日本心身医学学会近畿地方会に参加してきました。
『がん診療・緩和治療/サイコオンコロジーにおける心身相関を再考する』
大会長は四宮敏章先生
アロマセラピスト養成スクールに通ってた頃
講師として基礎医学の一コマを教えてくれた先生
緩和ケア病棟でもお世話になりました。

会場には、以前「ダイバーシティーXフューチャーセッション for 100woman」に参加したときに一度だけお会いしたことのある方と一緒に行きました。
奈良で社会福祉士のお仕事をされています。
ダイバーシティーには100名の女性が集まったのですが、その後、ビジネスで繋がっている方がお一人とこの学会でご一緒させていただいた方お一人とお二人の方との繋がりが続いています。
大勢の集まりは、苦手な私。
ダーバーシティのときも「あまり向いてないな」と思って帰って来たのだけれど
必要な人とは、ちゃんと繋がれているな。
と改めて自分が選んで参加して出会っていることの素晴らしさを感じます。

学会では
午前中は、いくつかのドクターの症例を聞きました。
その中で、ドクターから患者様をサポートするその他のケアスタッフ(社会福祉士など)に対する言葉が、一緒に参加していた彼女の胸に突き刺ささり、昼食の話題は、そのことについて考える時間になりました。
大変難しい問題です。
セラピストの介入ができればスムーズになることもありそう。
介入出来る方法はないのか?
私も考える機会をいただきました。

午後から
別の会場を選び
「対応困難な症例を通じ包括的アセスメントを学ぶ」~拒否の多い患者様~
このタイミングでこの症例を検討する会場に入るとは。。。
ただいま入院中の父も、この方とよく似ているような気がしました。
薬に対する拒否も多いと感じています。

5つのグループに別れ、アセスメント・介入について話し合いました。
個人的にも大変ためになる時間でした。
グループの中には、医師、ナース、社会福祉士、アロマセラピスト・・・違職種で話し合うことが出来大変勉強になりました。
グループ代表で発表の役割を与えられ
他のグループの発表を聞く余裕がなかったのが大変残念ですが
この会場に来た意味は大きかったです。


特別講演『トトロと空海は医療者に何を教えてくれるのか?!』
保坂隆先生の講演は大変面白かったです。
著書
「ガンでも長生き心のメソッド」
「ありがとう」と言われて逝くためにやっておきたい50のこと
など。



患者様との関わりに大変役にたつ内容で
実際に役立てていきたいと思います。


イブニングシンポジウムでは
「真の全人的医療とは何か?~私の考える全人的医療~」


4人の先生方のお話を聞かせていただきました。
人を人として
温かく受け入れる
お一人お一人の先生が、患者様に一生懸命向き合っていること
そして、先生方も一人の人間であること
ケアする側として、患者様に対して常にニュートラルでいられるための工夫は私にも必要で
たくさんのヒントをいただける時間でした。


次回 日本心身医学学会 近畿地方会は
「小児ー思春期ー成人 シームレスな心身の健全育成にむけて」
7月30日(土) 9:00~17:30
大阪国際会議場です。
大会長の石崎優子先生(関西医科大学小児科学講座)が、学校の先生などにもたくさんお越しいただきたいとおっしゃってました。




久しぶりに学会に参加して
医療者ではない方々も、このような医師の取り組みや想いを聞いて
病気に対して、自らも対処、対応する考えを持っていただくと
病気の回復やその時の過ごし方が変わってくるのではないかと思いました。

大変充実した1日でした。
今後の仕事に繋げていきましょう(^^)