最近、小3女子に「痴情の接吻ってどういう意味?」と聞かれて、痴情っていうのはね、、接吻っていうのはね、、
 
と、真面目に答えている最近の私(母)です。
 

 

痴情の接吻っていうのは、如月ひいろ先生の漫画のタイトルです↓

 

恋愛ものの漫画を最近買うようになり読んではいるものの、どうも現実的な恋愛スイッチは一向に入らない腐女子まっしぐらな上の子ですが
 
小説読んだり、辞典で漢字や言葉を調べたり、恋愛マンガ読んだり、
 
私があげた簡単な自己啓発本を読んだり、
 
私が本を買ったりすると、
 
それお母さん好きそうやな、とか言ってニヤニヤしてたり。
 
 
ブックオフにいけば安く買えることに喜びを感じているのを見ると、なんか面白可愛くて微笑ましいです。
 
 
保育園の頃は、時計屋さんになりたいと漠然と話していて、そこから一向に自分のやりたいことなんてイメージもさらさらできない、
 
宿題だるいけどやらなしゃーない的に過ごしてきた彼女の心の中の様相が、
 
最近変わったらしく、
 
お医者さんになりたいらしい。お医者さんっていうか、薬剤師でもいいらしいのだけれど、
 
病気の子たちを治す薬が作りたいと言っていました。
 
 
自分が二分脊椎だから、そこからきてる想いみたいです。
 
 
 
でもそれなら医学部や薬学部に行かないとあかんなぁって、話していて、
 
最近、テストでいい点が取りたいという理由でお勉強をしたいと言っていて、
 
ちょうど共通テストの時期のニュースをみて、
 
どうやらお医者さんになるには合格しないといけないということを一欠片ほど理解したらしく
 
小4から始まる漢検なんかの検定の意味を自分なりに理解した模様。
 
 
 
ニュース自体は、
 
共通テストで不正をしてしまった子のニュースだったものだから、
 
一生懸命やっても必ず合格するわけじゃなくて、
 
でもどうしても合格したくて悪いことをしちゃったお姉さんがいるんだということを母から説明を受け、
 
試験合格しなあかんのかーと、ちょっとやる気も削がれた模様。笑
 
 
 
自分は算数が苦手だということを自覚していて、なんか自分なりに現実をみたのかもしれない。
 
 
 
それとは別にやりたいことがもうひとつあってね、
 
図書館の司書さんになりたいと。
 
 
本にたくさん囲まれていたいらしい。
 
夢は膨らむらしく、本と宿題とYouTubeとマイクラゲームの狭間で毎日楽しんでおられます。
 
 
医師と司書。
 
理系と文系の極みやなと思いながら。
 
 
彼女の個人的にやりたいことは本に囲まれていたいということなんでしょう。今のところ。
 
 
 
ママも昔、司書さんになりたかったから、気持ちわかるーって話をしたり。
 
 
お母さんは何がやりたいの?とこないだ別の時に聞かれて、
 
今の仕事とは別にお店が持ちたいという話をしていたときに、
 
お母さんはカフェがやりたいんよ。本がたくさん置いてあるカフェ。みんなが来たい時に集まれる場所。
 
良くない?って聞いたら、
 
自分もそこにいるイメージが浮かんだらしく、
 
「お手伝いしてくれる?」と聞くと「うんうん!」って、
 
めっちゃ嬉しそうにしてたのも可愛かった😊
 
 
本に囲まれて生きるのにも、色々やり方はある。
 
 
お医者さんは、
 
自分の病気っていう彼女からしたらコンプレックスとここ数年向き合ってきた中で、
 
個人的にやりたいことというよりは、
 
もう少し広くみたところから出てきた、
 
病気の子を助けるもの(周り回って、自分を助けるもの)を生み出したいということなんでしょう。
 
 
どちらも同じようなライトさで、
 
にこにこしながら楽しそうに話すから、
 
どちらも本人の中には同じように存在しているのかなぁと、思いながら、
 
 
面白いなぁと思いながら、最近のこの子の成長や考えていることを、話を聞きながら受け取っています。
 
 
また別の日には、
 
テストでいい点を取りたいから、塾に行きたい、賢くなりたいと彼女は言って、
 
 
「お勉強頑張りたいって自分で思えるのはすごいことやんね」と、話して、
 
 
「じゃあ、賢くなって、それをどんな風にあなたは社会の役に立てられるかなぁって思う?」
 
と私は聞いてみた。
 
 
ちょっと難しい聞き方をしたかなと思ったけど、
 
彼女はなんか色々考えてたみたい。
 
 
「そっかー」って言ってた。
 
 
「そこまで考えられたらすごいね」とだけ伝えて、
 
それ以上は聞いてない。
 
 
また別の日には、また塾の話をしていて、
 
塾に行くにしても行かないにしても、わからない所を先生に聞いてみるっていうのは大事だと思うよ。という話もした。
 
 
塾に行くだけで賢くなるのではなくて、わからない所を聞けるようになるのも大事だよと。
 
 
これは彼女の苦手なところだと思う。
 
また彼女は考えてた。
 
 
そっかー。うーん、(苦手)っていう心の声が漏れてました。
 
 
自分の好きなこと、得意なこと、苦手なこと、乗り越えるべきもの、悩んでいること、コンプレックス、
 
いろんなものが自分の中にあるんだということを彼女と会話しながら共有して感じられるのがとても興味深い毎日です。
 
 
 
自分が小学生のとき、こんなことかんがえていたやろうか。
 
 
いやー。。なかったなと思います笑
 
 
 
これからまたなりたいもの、やりたいことも変わっていくかもしれないし、
 
4年生から始まる部活はバスケをやりたいと言っていたし、
 
なんでもいい。変わってもいい。
 
色々感じながら、可能性を見つけていってくれると嬉しいなぁと思いました。
 
 
 
病気のトイレのことで2学期かなり悩んで学校への行き渋りもすごかったけど、
 
その問題は根本的には未だ結局何も解決はしていないのだけれど、
 
あの泣いて泣いて、本当に学校に行きたくない理由はこれって打ち明けてくれた時以降、
 
何かが多少なり自分の中で変わったらしく、
 
学校に行きたくないとも言わなくなりました。
 
そこから自分のやりたいことを話すようになりました。
 
 
でも、未だに
 
自分はみんなとは違う。
 
という苦しさは、抱えているようです。
 
時折、そんな話もします。
 
解決は、していません。
 
だけど、想いは共有しています。
 
 
 
お母さんもお父さんも彼女のいつでも味方であること、大好きなことは
 
常日頃から伝えています。それくらいしかできない。
 
 
 
 
この子が将来どんな風に生きていくのかはわからないけど、
 
いろんな自分と一緒に歩いていけるような彼女でいてくれたらいいなぁと思います。
 
 
最近のことでした。
 
 
4月からは下の子も小学生だけど、全然性格が違うんよなー。
 
大丈夫かなー下の子笑
 
どんな小学生になるのか、楽しみこわいです笑
 
 
 

 

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