こんにちは。
夢叶セラピストの飯島和佳子です。
昨日、ちょうどお昼時に国立駅前に行きましたら、入学式だったと思しき親子がたくさんいらっしゃいました。
桜は葉桜になりましたが、新たなる門出。きっと入学したお子さんだけでなく親御さんも一緒に学校生活に様々な希望や不安を思い描いているんだろうなと思いました。
新任の頃、勤めていた園では1年目の教諭が子供は休みだけど先生たちの出勤日はお昼を買い出しに行くという暗黙の了解というかルールがありました（辞めた年からどうやらなくなったようですが）
ある程度の説明は受けるのですが、当然のこととして説明されるので、しばらくは慣れませんでしたし、私自身は出勤前にコンビニに寄って買って行くことをしていました。
いや、買って行けばいいし、お昼休み1時間くらい取ればいいんだからその間に買いに行って食べるくらいできるはずなんですけどね。
休み時間自体決まってなかったんですよね。上の先生が食べ始めたらふわぁっと「じゃあ食べていいかな？」みたいな空気で、上の先生が食べ終わる前に食べ終えて仕事するみたいなのも暗黙の了解でした。
なぜ、暗黙の了解ができるのかというと、簡単なことです。その場にいる人が「そうであって当然」という認識でいるからですよね。
私自身も時が経つにつれて、郷に入ったら郷に従えという感じで買い出しに行ったり頼むのが当たり前になりました。
割と、自分が身を置いていた場所から離れてみると「あれ？これって常識じゃなかったんだ」ってこと多いですよね。
暗黙の了解が通用するのはその集団内だけだったりするのは共通認識がその範囲にしか及んでいないからなんですね。
これって、世界情勢とかに似ているなぁとちょっと思ったりするんですよ。
つまり、ニュースで「世界情勢が不安」って流れると、それが共通認識となる。
だから、戦時中なんかは情報を制限したり統率して操作するんですけどね。
なぜなら、共通認識って、意識なんですよね。
「こうである」っていう意識になる。
それってある種の引き寄せを起こすことになりますよね。
思考は現実化するんですから。
強く意識したことや、常に当然のように意識されていることが現実になるわけです。
特にメディアなどで拡散された情報を信じる人が多ければ多いほど、それを意識する人が増える。
つまり、意識する人が増えれば増えるほどその現実が世界を作り上げて行くわけです。
そうすると、最初は意識してなかったり信じていなかった人も、目の前の世界が強い意識の方に引っ張られているので、「あれ？」ってなるのです。自分の考えじゃなくて、向こうが正しいのかな？って。
集合意識ってそういうものだと思うんですね。同じ方向に向いている意識の集合体みたいな。
その集合意識に違和感を覚える人もいると思うんですけど、そういう人って協調性がないとか空気読めないって弾かれること多いですよね。
私が言いたいのは、郷に入ったら郷に従えでいいと思いますし、その方が円滑に進むならわざわざ異を唱えてかきまわす必要はないと思っています。
ただ、自分の中の違和感は無視しないでほしいってことなんです。
周りの人が「不安だぁ」って言っているのに対して、「そう思うのは嫌だなぁ」って思ったら、「そっかぁ」って言って、同調する必要はないんです。
手っ取り早く意識を変えるのは環境や人間関係を変えることなのですが、中々難しいことでもあります。
「そっかぁ」ばかり言っていると怪しまれるので、できたら「私はこうだけどね」ってたまに伝えると、うまくいけば「そうなんだぁ」って相手の意識が変わっていくこともありますよ。
周りと違う意識だったとしても全然構わないんですよ。疎外感を感じることもありません。
相手の意識と自分の意識は違うものなんだなぁくらいに軽く構えておくと、引っ張られにくくなりますし、視野を広く保っていられるので、自分がどういう対応をすると最善かが見えてきますよ。
感謝を込めて☆
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