✢こちらの記事は2020/5/20に
WEBマガジンMagellan(現在は閉鎖)に
寄稿したものを編集して載せています。
当時は“コロナ禍で自粛”をしなければという空気や
緊急事態宣言などがあり、そういった緊張やストレスが
あることの心身のストレスや、
その後のケアについて書いています。
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この記事を書いているのは2020年5月20日ですが、
緊急事態宣言が解除された県も出てきましたね。
これからも解除されていく今から
予防としてケアをしているといいかなと思う
心のことがあります。
それは
・怒りやあきらめ、無力感への対応
・他者との比較や競争から降りる
ということ。
「アフターコロナ」として収束してきた後の経済や
これからの生き方について取り上げられていますが、
そうして生きていく
「私たち自身の体と心」のダメージについて、
もう少し注目したいと思うのです。
あえてダメージ、と書いたのは
今の状況は誰もが心身ともに
ダメージを受けて当たり前だからです。
今までも何回か書いていますが
人にとっての今の不安要素を書き出してみるなら
・先が見えないわからなさ
・情報の多さ
・流動的でずっと情報を追っていないといけない感じ
・経済不安
・健康不安
・罪悪感(家にいても気まずい、外で働いても気まずい板挟み状態)
・閉塞された場所での長時間の作業(暮らし)
↑自主規制といっても強要されたように
感じている方もいらっしゃるかと思います。
こんな感じです。
ここに育児、介護もされている方々もいるのですから、
それは心も身体もおつかれモードになるってものですよね。
書いてて改めてすごい時にいます、私たち。
みなさま、私も、おつかれさまです!
本当によく対応しています!えらいー!
で、ですね。
今回書きたいのは“これからのこと”です。
今は「みんなこうだから」と
まだやり過ごせていても、
宣言が解除され、社会が動き始めると
・補償の有無
・仕事のあるなし
・住居の状態
・家族との関係
などの違いが目に付きやすくなってきます。
これを
違い
と感じるか
差
と感じるか。
差の場合は相手と自分を比較して
自分にないものが目に付き、もしかしたら
怒りやくやしさ、やりきれない気持ちなどを
感じやすくなることもあるかもしれません。
差を感じたりしてイヤな気持ちになる。
これは人として自然な感情ですよね。
このような感情はとっさの反応として出てきます。
たとえ感じ方を変えるのは難しいとしても、
(変えるのもムリがあるし)
・自分は自分で十分であることを知っておく
(補償内容ではなく、存在価値のほう)
・人と比べない
・欠乏のストーリーになっていないか?
自分と相手にどんな心の自動音声が流れているか気づく
(投影の生み出す物語に気づく)
などをするだけでも気持ちの消耗具合は違うはずです。
ぜひ、お試しいただければと思います。
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②では、もう一つ意識しておきたいのが
ゆるんだ後の身体のことについて書いています。
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