『わたしのはなし』という絵本があります。
その中に出てくる、登場人物のあいちゃんのセリフ

「じぶんのからだを
さいしょに
まもるのはわたしです」


とても力強くて素敵だなと思いました。


小さなあいちゃんは
洋服を選ぶとき、
お風呂に入るとき、
お医者さんに行くときなど、毎日の生活の中で

“自分の体も心もこの地球上で
たった一つのとても大切なもの”

ということをいろいろな形でお母さんから教わります。

そしてキケンな場面やヘンだなと思う人にあったときには
どのようにすればいいのか。

自分を大切にすることに加えて、
危ないときに自分を守る具体的な方法も教えてもらいます。


・自分が大切な存在であることを知っている
・危険なことからは離れたり、

自分で自分を守ることができる

「世の中は危ないところだ」がベースではなく
「自分は大切な存在、ヒトは大切な存在、
いのちがあるってすごいこと」。こういうことが基本にあって、
その上で暮らす。

このような自分や世界に対する感覚の土台は、
これからの人生を生きるうえでも

大切なことではないでしょうか。

私自身のことで言うと、離婚した両親の元で育ちましたが、
ありがたいことに離婚後も子ども(私)は自由な行き来があり、
母や父、祖父母、親戚などから言葉や関わりの中で
「あなたはとても大切で愛しい存在」

というメッセージを送ってもらっていました。

本当に感謝しかないのですが、大人になり、
心やトラウマについて知った今、

小さな頃から知っていたらなと思うのは

「イヤだ、と言っていい。断っていい。逃げていい」

ということです。

自分を愛すること、愛されている中で過ごすこと。
周りの人と楽しく過ごすこと。
これはとても素敵なことです。

同時に“危ないときにどうするか”を知っておくことは
また別の知識として必要なこと。
ましてや子どもは教えてもらうまで知りません。
大人にとっての当たり前は

子どもにとっての当たり前ではないのですよね。


「なにかあるかも、危ないかも」で過ごすのではなく、
基本は安心の中で、周りにいる友達や

大人たちとつながって楽しく過ごす。
でも、ときに何かある(ありそう)なときには迷うことなく
自分を守ることができる。

知ることで広がる世界、増える安全があります。

セルフラブや安心感、世界への信頼がベースにあり、
そのうえで、ちゃんと逃走・闘争ができる。
これも楽しく生きるのに大事なことだと思います。


4月からのご入園や入学にむけて、

新しい生活をより楽しく安心して迎えるために
『セルフラブと自分を守ること』日頃から
お子さんとちょっとづつ話してみるのはいかがでしょうか♩


〇お知らせ〇
3/2(土)に絵本を使いながらご自宅でできる

セルフラブとTICのワークショップを開催します。
お母さん、お父さん、養育に携わっている方。
お二人でのご参加。ぜひお待ちしております。
(✢大人の方を対象にしたWSです)


「子どもにどんなふうに話す?どう伝える?」
そんな迷いやお悩み、みんなで話していきましょう♩

▶WSの詳細はこちらをご覧ください。

 

✢絵本の準備の都合上

【絵本付きでのお申込みの受付は2/26(月)】

【絵本をご持参の方のお申込み受付は3/1(金)】。

となります。

よろしくお願いします。

 

=========================

〇お問合せ・お申込みは

こちらからお願いいたします。>>AROHAM

=========================

 

最新のクラススケジュールはAROHAM HPをご覧ください。

 

募集中のクラス- ※すべてオンラインのzoom開催です。

 

『絵本の読み聞かせでこどもの性被害をふせぐ
トラウマインフォームドケア(TIC)ワークショップ』

3月2日(土)13時30~15時

場所 童心社KAMISHIBAIHALL

参加費 2400円(絵本付)/1000円(絵本をご持参の方)

▶詳細とお申込みはこちらをご覧ください>>

 

【無料録画クラス】

山崎美弥子さんとのコラボレーション

『オーガニックにつながろう』

 -トラウマを防ぐために

自分にできること、 周りにできること-

お申込み締切 2/28(水)

録画視聴 2/29(木)

 

お申込みはこちらからお願いします>>

メールマガジンを配信しております。
『Joy of LIFE.』ご登録はこちらからお願いいたします。>>
※ご登録はPCアドレスでお願いいたします。携帯アドレスの場合、届かないことが多いようです。