断捨離とバウンダリーの記事  >>コチラ をご覧くださった
Tさんからこのようなメールをいただきました。

『片付けや断捨離(バウンダリー)で人生が変わったという人は
もともと境界線がはっきりできている人で、
片付けなどに発揮できていなかっただけなのか、

それとも、

片付けを通して境界線を引けるようになったのか
(物事の判断する力が鍛え拉れたのか)知りたいです。』



というわけで今回は

”バウンダリーがあるから断捨離できるのか。
断捨離するとバウンダリーが鍛えられるのか”

について書いてみたいと思います。

バウンダリー筋ですね!

(そんな筋肉あるのだろうか

まず


「バウンダリーがあるから断捨離ができる」


というとき。

断捨離をするときに、勢いではなく
こんまりさんのメソッドのように
「ときめく・ときめかない」を感じながら進めるというのは
毎回、自分の感覚に目を向けて選択をしているので
「感じる筋力」を使っているとも言えます。

勢いで進めるときも(笑 ある程度の
「必要か・必要でないかの選択をしている」
という点では決める・選ぶことをしているのでやはり
「感じる筋力」を使っています。

境界線が曖昧なときは、この自分という感覚、
決める・選ぶ力、線引をするという力が使われにくい状態です。

決して考えていないのではなく

 

「考えすぎてわからなくなる」


のです。

自分のことを考えているのに、いつの間にか

・相手の気持ち、相手の行動、相手のすべきこと、

など相手の領域のことを考えていたり

・先のこと。そうなるかもしれなかったり、
そうならなかなったりする未知の将来のこと

など神の領域(誰もどうすることもできない領域)
のことを考えていたり。

バウンダリーが弱いときにはこのように、
自分の領域外に入って考えてしまうことがよく起こります。


ですので、

バウンダリーがあるから断捨離ができる。
を少し言い換えると、

今ここと、自分の領域にとどまって選択をしていると
断捨離が進む。


と言えるかもしれません。
 


そしてもう一つの
「片付けを通して境界線は鍛えられるのか」
についてです。

 

答えとしてはYESでもあり、NOでもあるでしょう。
(境界が曖昧な答えになってしまった。。)

断捨離というのは

・自分にとってのいる・いらないがわかる
(感じる)

・それを選べる

という感覚と行動がセットになったものです。

ですので、その感覚が薄い場合には
断捨離が進みにくいでしょうし、
ここで行動から先に入って、
「ああ、これ必要かも、必要じゃないかも。」
が後からわかってくる。
ということもあるでしょう。

これはトップダウン(認知)からいくか
ボトムダウン(感覚・行動)からいくかの
違いとも言えます。

このあたりは人それぞれになってくるので

「まずはやってみる」

のも良いかと思います^^

心の筋肉(選ぶ力、断る力、感じる力)も
練習、継続、実践あるのみですので
ぜひ、「やってみて、自分の場合は、どうか」
をご覧になってみてくださいね。


断捨離の中で気持ちが整う。思考が整う。
選ぶ力が出てくる。

ということもあるでしょし、

「うーん、難しいな、迷っちゃう」

ということがあったなら、
それはそれでご自分の状態への
すばらしい気づきです。

私達はつい、一つの答えや
誰か正しそうな人の意見を「正解」と
思うときもありますが、
最終的に一番しっくりくる答えも選択も
それぞれの中にあります。


ぜひご自分の

「違う!」

とか

「うん、これだ♪」

という感覚に出会いながら
進めてみてくださいね。
この過程が一番のバウンダリーワークかもしれません。

できたら、迷いがでてきたときには

 

「大丈夫だよ。

今は、私が自分で何を選んでも、

いいんだよ。

間違えてもいいし。

私が選んでいいんだよ」

 

そんな風に、ゆっくり「選ぶ・感じる」の時間を自分に待ってあげるのはいかがでしょうか^^

 

【境界線についての関連記事】

◯片付けや断捨離が進む意外なポイント

◯緊張があるときには身体から安心をつくる~バウンダリーワーク~
 

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