三浦でのトラウマ療法の合宿から戻りました。
空と海に癒されつつ取り組んだ時間^^

 

 

さて今回は

「連日報道されているニュースで
不安を感じている」


という方に向けて書いてみました。
(先日メルマガで書いたものです。)


『不安感』は

 

・全体が見えない

・先が読めない

 

など、自分がわからない。というとき。

そして対処できない・どうすればいいのかわからない

ときに特に大きくなる感情です。

 

ヒト・本能として恐怖を感じたり

焦り、不安が出てくるのも自然ですし、

それに伴って怒りだって出てくることもあるでしょう。

 

というわけで今回は

 

『状況は状況として

この出来事に反応している自分の内面を整理し

今の思いを理解する。

そして不安を和らげていく。』

 

という視点でみていきます。

 


まずできごとの全体像から
ばらしてみましょう。


いつも書いていることですが
出来事はいつも事実があるだけですが
そこに解釈が乗ったときに
苦しみが生まれる。


のでしたよね。

で、今回はコロコロに関して
何が事実で、、と分けるのは置いておき


(置くんかい

…とつっこみますが、あまりに強い思いや

感情があるときには

そのまま「とにかくこれがイヤ!こわい!」という

ことからみていくのも一つです。)


「自分は特にどの部分に反応しているかな?」


という”自分の反応ポイント”を
を探してみたいと思います。

といいますのは

 

今回のように一つの出来事にみえても
時系列で続いているうちに、
どれが一番の不安ポイントが
わからなくなってきます。

スッキリ解消されないままの不安点が
重なり(毎日展開するので)、

「すんごい気が重いんですけど。。
一体どうすればいいの。。
何ができるの。
何もできないんじゃないか…」

など

緊張・不安・無力感などが
蓄積されやすくなるからです。


というわけで、まずは今ある

「この件について、どんな人、
どんな部分に
どんな思いがあるのか」


を書き出してみましょう。


たとえば<人>

・官僚
・首相
・感染専門家(いろいろな立場の方)
・感染の可能性のある方(陰性、陽性)
・クルー
・街の人

・若者(←最近)
・世界からの視線
・自分
・家族
・仕事先の関係者
(病院勤めの方なら高齢の患者様など)

<どんな部分に>

・官僚は何をしているんだ(対応)
・日本政府はどうなっているんだ(無力感)
・船客を放ってどうするんだ!(健康)
・船客が偏見にあわないといいな(いじめの想起)
・街に人がいない、お客さん来なくなるかも(お金)
・会社へ行くのに電車に乗るのが不安になる(健康)
・これから経済はどうなるんだ(お金)


…など

◯自分が誰の目線で


◯どのトピックスが気になっているか
(トピックスというのはこんなことです↓)

・経済(お金系)の不安
・健康の不安(自分自身やご家族、大切な人など)
・存在を消されるような不安
(感染した人にみる投影)
・自己価値の否定(権力や感染の広さへの無力感)


を見てみます。

この区分けについては、
まずはここまでにします。

一つだけではなく、いくつか
重なって気になる方もいらっしゃるかもしれません。

それも自然なことでしょう。
それぐらいこのニュースには
刺激されるテーマが重なっているとも
言えるでしょう。

できたら、
そこにある感情や
一番強い思い、
一番恐れていること。。。

それらを知ったあとは
自分で自分を抱きしめるように
そこについてセラピーをされてみてください。
(好きな方法で)

この後もう少しできることは
長くなるので別記事にわけて書いています。

バウンダリーを使って
自分の安心感を確立する。
エネルギーの漏れをとめる。ということ。

もう一つバウンダリー関連で
自分の安全が保たれると
片付けが進む。断捨離できる♪

ということについても書きました。


よろしければ御覧ください

バウンダリー・境界線に関する記事
1)緊張があるときには身体から安心をつくる
2)片付けや断捨離が進まないとき


今ある不安と事実がしっかりと見分けられると

恐れを回避するのにエネルギーを使うのではなく

できることをしたり、使いたい方へ向けていくことができます。

今一度、自分の中心に意識を向けて

安心安全の中、過ごしていきましょう^^

 

 

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