体調がわるくなるのが怖いから、

好きな飲み物を飲まないようにする。。

食べたいものもがまんする。。。

そんなストレスもあって取り組んでいたHさん。

 

せっかく好きな紅茶を飲めるようになってきたけど・・・?

 

癒やしの過程で起こることを書いています。

(掲載に許可をいただいております)

 

フリーランスで働く40代のHさんから

パニック発作の不安へのセッションで

『「そんな簡単に不安が減るわけがない」
という思いや
「また時間が経てば元に
戻ってしまうんじゃないか」
という不安や恐怖心が湧いてきてしまい、
ちょっと苦しくもあります。』


というご質問をいただきました。

今回は

【癒やしを素直に受け入れにくい理由】

の2つ目です。



☆1つ目の理由はこちら>>


2)癒やされて「もう大丈夫だ~♪」と
手放しになること自体がこわい。


~身体に備わっている
安全装置が働いているケース~


パニック発作やパニック障害で
感じる恐怖感は、

体験されたご本人でないと
わからない強烈なこわさです。

「このまましんでしまう
かもしれない!!」

というぐらいの胸の息苦しさなども感じて。。


それぐらいの恐怖や心の傷を負ったなら、
そのあとの反応は
どのようなものになるでしょうか。


例えば、
すごく熱いフライパンの取っ手を
握って火傷をして。

そのあとすぐに
「こっちのフライパンを持ってみて。」
と言われたら、
ちょっとビクビクしませんか?

フライパン自体を警戒するように
なりますよね。

うっかり触ってもしまた
すごく熱かったら火傷してしまう。

だから、

・よく見るようになる
・慎重になる(警戒する)
・すぐ動けるよう身を固くする


こんな風にして

『もう二度と同じような目に
あわないように備える』


ようになります。

これは心や身体に備わっている
自分が危険な思いをしないようにするための
安全ブレーキのようなものです。


ですので、Hさんが手放しに


「わーい!紅茶もっと飲もう~♪」


と ならないのも当たり前の反応ですし

「そんな簡単に
不安が減るわけがない」

という思いや

「また時間が経てば元に
戻ってしまうんじゃないか」
という気持ちも

心身の安全ブレーキが
きちんと効いている証拠です。

このようにして
「飲んでも本当に大丈夫かも(*^^*)」
を確認しながら慣らしている時期
と言えるでしょう。


良い意味でとても安全に慎重に
癒やしのプロセスを進めているのです。
(すばらしいことです!)

これはパニック発作だけではなく
トラウマ反応からぬけるときの
とっても自然な過程です。

このような「疑いながら徐々に」
という行き来はとても大事!

カラダと心のすばらしい知恵が
ちゃんと働いてくれているって
すばらしいですね。

Hさんとしては
「紅茶は飲んでも大丈夫!さ、飲も♪」
と、早くドキドキや心配から
抜けたくなるのもわかります!

でも、このように、無意識でも
安全ブレーキが動いてくれているのは
本能の部分でも、自分をしっかり
守ってくれているということ。

今は少しもどかしいかもしれません。
けれどこれが後々の
しっかりとした土台にもなっていきます。

今たしかに感じている
「飲んでも大丈夫みたい!」にも
気づきながら
お過ごしになってみてくださいね。

ゆっくり進めるほどに
安全&しっかりの土台ができてきます。

石橋を叩くのも大事なときがある♪


その先に一度身についたら
大丈夫になる、リラックスした時間も
待っています。

セッションは癒やしの最中の焦りや、
ほかのシーンで感じる不安。
根本の不安などもケアすることができます。

そうした中で

付け焼き刃ではない
深い安心が戻る。という
大きなギフトも待っています。


Hさんが好きなときに

美味しく紅茶を飲めますよう。

楽しくお食事できますよう♩
 

 

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