✢こちらの記事は別ブログ(現在は閉じています)に
2019年に載せていたものを編集して投稿しています。
「感情解放」というと
どのようなことが浮かびますか？
・溜め込んでいた怒りをわーっと発散させる
・悲しみを一気に出す、大泣きをする
・自分に向き合って苦しみを感じる
などのイメージをもたれる方も
いらっしゃるかもしれません。
正解はないともいえるのですが、感情の解放は
大きく激しくすることだけではないのです。
どちらかというと
人にとってシンプルで、当たり前で優しいことを
していく感じです。
“シンプル・当たり前・優しい”って
どういうことかというと、
感情を感じるときは…
なにか自分なりにイヤだ、と感じた理由があるから
しょんぼり悲しくなる。
かっとして腹が立つ。
だから
悲しかったり
怒りを感じたりする。
…のだよね。
こうして感情を感じる(発生する)流れをみてみると
感情が現れること自体は
とてもシンプルではないでしょうか。
今感じた思いや感情をそのまま否定せずに感じて。
すると気持ちが納得して、つっかえが流れて
また普通に戻る。
そんな風に
・流れをとめない
・気持ちを受け止める(受容する)
・感情の通り道をつくる
ことも“感情解放”といっていいかと思います。
ただ感じたものを
「あーイライラ」「本当にうんざりする」
とそのまま「だよね」となったら
溜まる・抑えられるってなりません。
でも多くの場合、
大人だから、わるいから、よくあることだから。
…いろいろな理由が出てきては
なかなか「だよね」ができてなくて
いつの間にか溜まっているということもしばしばです。
ですので
滞っているものを自然な状態に戻していくのが
私の思う感情解放に近いでしょうか。
(感情が流れ、動くとスッキリする！
という方が多いのは
そういうことなのではないかと思います)
自分への共感や尊重のなかで
押し固めた気持ちが自然と解けていく。
そんな過程が感情の解放。
とても優しくて、楽なスタンスです。
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