先日ご紹介した
『私の中のわたしたち』という本について。

>>一人じゃないよ


これは誰しもの中にいる傷ついた小さな子の話
でもあるかもしれない。。

そんなことを思い、改めて
書きたいと思ったことがあります。

それは

あなたは一人じゃないし、
癒やすのに遅いことも失敗もない。
汚さも間違いもない。

ということです。



以前は「多重人格」と呼ばれていた症状は
今は「解離性同一性障害」と呼ばれています。

本の中には、なぜオルガが
このような状態になったのか、
想像を絶するできごとが書かれています。

書かれている内容は読んでいて
苦しくなるときもありましたが、それでも
ページをめくる手がとまらなかったのは
物語全体を通して感じる
生命の力強さがあったからです。


言い換えるとどんな悲惨なときでも
並行して愛がある。
そして、けっして汚されることのない
生命がある。


その愛はいつも考えているような
愛ではないかもしれない。


それでも私たちはいつも。
常に愛の中以外にはいない。


その渦にいるときはわからなくても
渦も海の中です。


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物語にはオルガを常に気にかけ、
声をかけてくれていた近所の
おばあさんがいました。

おばあさんが虐待そのものを
どうにかすることはできなくても
オルガの中にはいつもおばあさんの存在、
向けてくれる注意や気持ちがありました。

痛みや恐怖、不安の中にいるときも
目を閉じればそこにはおばあさんの存在を
感じることができたのです。

オルガが受けた困難は計り知れないものですが
同時にオルガはおばあさんからの愛、支援も
しっかり受け取っていました。

それは確かな力となり、彼女を支え続けます。



このおばあさんのような存在はとても大切です。

もし、苦しいことや傷つくことがあったとして。
そのとき、その場に自分しかいなくても。

心の中に、誰か自分を気にかけてくれている人を
思い出せたとしたら、どうでしょうか。


状況はどうにもできなくても、
誰か私に目を向けてくれている。そして
苦しみに気がついてくれている存在を感じられたら、
どうでしょうか?

「私は一人じゃない。」

そう、感じられたらどうでしょう。


傷つくできごとが起きたとしても、

「痛かったね、こわかったね、
大丈夫だよ。」

「それは苦しくて当たり前だよね、
泣いちゃうよね。」

「言葉にできないかもしれないね、
泣いてていいんだよ。」

「つらかったね、
気が付かなくてごめんね。」

「いいんだよ、いいんだよ。」

言葉や態度でそれを感じられたら
どんな感じがするでしょうか。


ちょっとここで、目を閉じて、

心からあなたを愛し、
心配している存在。

そばにいるよ。
あなたの幸せを願っているよ。
あなたは何もわるくない。

…と思っている人がいる。
と想像してみてください。

いかがでしょうか^^



もしかしたら、

「そんな人、私の周りにはいなかった。」
「そんな人、想像もできない。」

そう思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも、大丈夫なのです。

それを、自分がするの。


自分が自分のそばに行く。
声をかける。
自分で自分を労るの。


「自分に優しい言葉なんてかけられない!
そんな私じゃない。」
というときには、
そう言っている自分の声を聴く。

すっかりすねて、諦めて、
ふてている自分がいるかもしれません。


ただ、その訴えを聴く。

そこに、
『許されてはいけない私』は
いませんか?

その姿でその子が本当に望んでいること、
うったえたいことは、なんでしょう。



今まで、たとえどのようなことが
あったとしても。傷を癒やすこと、
忘れていた自分を迎えにいくのに
遅いこともありません。


”あなたが諦めないかぎり
あなたは一人じゃない。

諦めたとしても一人じゃない。”


” ”
ここの部分、何度でもいいたいです。


今、どうしようもない孤独感があっても、
自分は自分と、一緒。

一番近くに、一番あなたを
理解してくれる存在がいるのです。

最初はぎこちなくても
言葉がけが下手でも、なんでもいい。
不器用なままで、なんでもいいから。

そのままのあなたで
ただ自分といる。

自分が自分を見捨てないかぎり、
一人じゃないし
どうしたって、一人にはなれない。


怒りやあきらめという感覚で
愛が真実へひっぱってくれる♪


ほんとーうに、
どんなあなたも、
どんなジブンも、
否定されずに、ここにいる。


無条件に否定がないから、
現れているすべて。


愛されている
受け入れられている、
と思えなくても
そのままの現れだから、しかたない。
そこが、無条件。


受け入れよう、とか
受け入れない私を責めるとか、
しなくてもいい。

したくでもできないときもあるし、
勝手に進む時もある。

ただ、
あなたが自分に目を向け続ける限り、
あなたは一人じゃない。



さて今日のブログで
「一人じゃない」って
何回書いたのでしょうか。笑


でもですね、
最近のセルフワークで
「うわ~いやだなぁ」と思う自分を
ワークしていたとき、
そのワークしている自分に
頼もしさを感じたのです。

「あー、私、うわ~と思いながらもみてるんだな。」と、

ないことにしないで目を向けている感じが
我ながら嬉しかったです^^

たとえスマートではないやり方でも
「どうしたの?」という目が嬉しかった。
インナーセルフが喜んだ場面でした。

今ある「嫌だ。きらい。みたくない。」
のエネルギー量は、そのまま愛の質量♪

”イヤダ”の内訳を解明すると
エネルギーの転換が起こります。

ぜひご自分のやりやすい方法で
セルフワークや対話を
されてみてくださいね。

それではみなさまよい一日をお過ごしください♪

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