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つれづれなるままに。。。きんぎょ注意報トークと、小説を書き綴っていこうと思います。
きん注!の、明るく温かい、楽しく平和な雰囲気が好きな方、どうぞごゆっくりお過ごしくださいね☕


方や田舎ノ中学校。
千歳のそばで秀一が、必死に話しかけていた。
『ですからね、生徒会長。葵のやつも別に悪気があったわけじゃ…』
『ふん。悪気があろうとなかろうと、どーだっていいわよ!(葵のやつ、ホントに腹の立つ…)』
取り付く島がなかった。やれやれ、と秀一はため息をつく。
 
そのとき、
『はよ~ん!』
と生徒会室のドアが元気よく開く。
 
『なにがはよ~ん、よ。もう昼過ぎじゃない』
文句を言う千歳の目に葵が留まった。
ふん、と顔を向けようとして、そばにいたもう一人の少女に気が付いた。
『ちーちゃんあのね、この子すず乃ちゃん!今度うちの学校に転校してくるんだって~』
『そ、そう…』
『すず乃ちゃん。こちらがちーちゃん!この学校の生徒会長で理事長なの』
無邪気に進めるわぴこの進行に、二人は乗せられる。
『はじめましてすず乃さん。私生徒会長の藤ノ宮千歳です』
『生徒会長さん。はじめまして。よろしくお願いします』
突然のことで少し戸惑いがちの千歳とは逆に、すず乃はすっかりわぴこのペースに慣れているようだ。
 
『すず乃、気をつけろよ~こいつ、怖ええんだぜ』
葵が口を挟む。
『なんですってー!』
あぁ、また…とため息をつく秀一だったが、すぐさま皆の方を向く。
『すず乃ちゃん。久しぶり。話には聞いてたけど、本当に帰ってきたんだね』
『あら、北田くん、知り合いなの…?』
千歳が葵とのにらみ合いを休戦して、秀一のほうを向く。
 
『はい。ついでに言うと、葵とわぴことも知り合いです。僕たち、同じ小学校だったんですよ』
『お父さんの仕事の都合でイギリスに行ってたんだよねー!』
わぴこの言葉にすず乃が頷く。
『あら、イギリス…!』
千歳が興味深そうに目を輝かせる。
『お座りになって。今お紅茶を入れるわ』
続けようとする千歳だったが、葵の言葉で遮られた。
『すず乃。こんなやつの相手しているより…』
『(なによ、葵…)』
『バーゲンいかないか?三丁目のスーパーが今日安いんだよ』
 
唖然とする千歳をよそに、すず乃が明るく答える。
『行く!葵くん、行こう!』
『よっしゃ。早く行こうぜ』
千歳、秀一、わぴこの3人を置いて、2人は出て行ってしまった。
『…なんなの、あれ』
振り向く千歳に秀一がたじたじになる。
『すみません、生徒会長…』
『北田くんに謝って欲しいわけじゃないわよ!』
『葵ちゃんね~すず乃ちゃんとすっごい仲良しだったんだよねー!』
あ、バカ、わぴこ!とでも言いたげな秀一だった。
『なんですって~?』
千歳は、ますます怒りを増した表情になる。
 
『いや、ですからね、生徒会長…我々は幼なじみで…』
『もういいわよ!』
千歳が部屋を出て行く。
『…ちーちゃん怒っちゃったね』
『だからねわぴこ…』
説明しようとして、少し戸惑う。
『あーあ。ちーちゃんが機嫌悪いとつまんないな~。早く葵ちゃんと仲直りしたらいいのに~』
『…』
しばらく考えていた秀一だったが、考えもまとまらず、わぴこを促した。
『とりあえず僕たちも帰ろう。2人のことだから、仕方ないよ』