日本空手協会の組手はいわゆる『寸止め』を基本とする。
要は『相手に突き蹴りが当たる寸前に止める』というルールだ。
安全を考慮して口にはマウスピース、拳にはケンサポ
と呼ばれる食器洗い用スポンジ🧽くらいの厚みのサポーターをはめるが、ダメージの軽減効果はほぼない🤣
拳を切らない為のサポーターだろう。
自分は組手(実戦)に恐怖心と苦手意識を抱いていた。
自分より一回りも二回りも大きな相手と闘わなければならない。小学校〜中学校と人一倍、身長が低く痩せ細っていた自分は(え?今でも小さいだろ🤣)
組手が怖くて仕方がなかった。
そしてこの『寸止め』というやつが実に やっかい 奥深い。
突き蹴りが浅いと攻撃は認められない。
突き蹴りを打ち抜くと反則。
当てなければ得点出来ないが、当てすぎちゃダメ。という超グレーゾーンを攻めることになる。
だがそこは血気盛んな中学生。
完全に当てに行く😱🤣😱
鼻血や口血は当たり前、腹に突きや蹴りがモロに入れば蹲(うずくま)って動けなくなる光景を何度も目にした。
腹に突きや蹴りがモロ🤮に入って相手が戦闘不能になると勝敗はどうなるか?
…
…
攻撃側の一本勝ちだったり。
攻撃側の反則敗けだったり。。
ね?奥深いでしょ(笑)
中学2年の道東道北大会、団体組手の部。
自分も相手の上段突きがモロに左目に当たり戦闘不能😵になったことがある。
フェイントからの右上段突きだっただろうか。
鈍痛とともに目の前が真っ暗になった。
ダウンこそしなかったものの、世界が真っ二つに見え、心まで折られてしまった。
判定は相手の技有り。
自分は主審に棄権を申し入れた。
ブロウアウトフラクチャー。
眼窩底骨折☠️だった。
え?寸止めルールなのに??
眼窩底折られるの⁉️
奥深い。。
その後1年間、自分は組手の大会には出場出来なかった。
あとんす。