一年中 新人研修の話をしている講師の中村章子です
春のスタートアップ研修が終わって
秋のフォローアップ研修の話が動いています
企業によって要望は様々ですが
やはり人気が高いのは コミュニケーション研修です
春に基本的なことをやったから
秋はアサーティブコミュニケーションかな〜
という流れで話が進むことが多く
入社後半年の間で「伝え方」に悩んだ経験もあるでしょうから
良いタイミングであるのは間違いないと思います
しかし 新入社員向けという観点から見ると
重視すべきは 伝え方のテクニックではなく
伝えなくてはならないことを伝え方る
というマインドを育てることだと思います
新人を見ていて思うのは
主張が下手
だからアサーティブコミュニケーションを学ばせようという発想は
どハマりしているといえばそうなのですが
いくら技法を学んでやり方を身に付けても
やりたくないことはやらないのです
できるけどやらない というアレです
・言いにくい
・言ったら怒られる
・どう思われるか怖い
そんな気持ちが前に出ると やり方を知っていても
やらないという結果にしかなりません
アサーティブな言い方ができなくても
言わなくてはいけないことは言わなくてはいけませんし
怒られるのが怖くても 謝りに行かなくてはならない時もあります
マインド と テクニック の両輪で動いていけるのが理想ですが
どちらかしか選べないのであれば
マインドの育成を重視した方がいいと考えています
