集合研修への賢い参加の仕方 |PC研修で気づくこと | 研修講師 中村章子のコミュニケーションブログ

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講師として 毎度毎度 様々な受講者と接していると

 

講習会慣れしている人と 講習会に不慣れな人がいる

ということに気がつきます

 

何が違うかというと 勉強の仕方 というか

テキストの活用の仕方が違います

 

この時期 パソコン系の資格試験の対策講座をしているので

その違いが実によく分かるのですが

 

・テキストに書いてあることを 全部覚えようとする人

・テキストのどこに何が書いてあるかを 理解しようとする人

 

の2つに分かれます

 

賢いやり方だなぁ と思うのは

「テキストのどこに何が書いてあるかを 理解しようとする人」です

 

講義中は 私の説明を ひとことも漏らさず聞き取って覚えよう

とする熱意を強く感じるのですが

 

率直に申し上げて それは無理です

 

今日たくさん勉強して たくさん覚えたつもりでも

一晩寝たら かなり忘れます

 

だから 後で復習しよう としたときに

 

・テキストのどこを見ればいいのか

・テキストに書いてあることを読めば分かるかどうか

 

これを講義時間内に理解できれば

あとから自分のペースで 不足しているところだけを学習できます

 

「テキストに書いてあることを読めば分かるかどうか」 は

結構重要で

どのテキストも丁寧に書かれてはいるのですが

読み慣れていない人には分かりにくい記述もあります

 

休憩時間や演習の時間などに 少しでいいので

テキスト頼りにひとりでできるかどうかを試していただくと

いいと思います

 

自分ひとりでもできる ということが分かれば

受講中の気持ちもラクになりますし

テキストに書かれていない注意事項や補足事項を

しっかり聞く余裕が生まれます

 

1日みっちり研修を受けたあとの受講者の方の

お疲れっぷりを見ていると

こちらも胸が痛みます

 

覚えることは必要ですが その日中でなくてもいいこともあります

やり方を工夫して 少しでも ラクになってくれたらいいなぁと思います