売り手市場だから忍耐力がない? | 研修講師 中村章子のコミュニケーションブログ

研修講師 中村章子のコミュニケーションブログ

新人研修
就職活動
求職者支援
接遇・ビジネスマナー
コミュニケーション
交流分析
企業研修
コールセンター研修
研修担当者向け
学生向け
名古屋

この春 入社した新入社員が もう辞めてしまった

そんな話を身近でお聞きになってますか

 

私のところには そういった話が次々と入ってくるのですが

そのたびに聞こえてくる言葉が

 

「 売り手市場だからね… 」

「 次がすぐ見つかるから 辞めちゃうんだよね… 」

「 忍耐力がないんだよね… 」

 

どの企業の方も同じことをおっしゃいます

 

その切ない気持ちには同感なのですが

売り手市場だから辞める というのが どうにも解せない私

 

どちらかというと 氷河期の方が

すぐ辞める人が多かった気がするのです

あくまで私の周辺では という限定的な話ですが

 

というのも 現在は売り手市場なので

ある程度 入社前に選ぶ余裕が学生たちにあって

「 行きたいというほどでもないけど まぁいいか 」程度の

あきらめというか妥協の仕方をしているように見えます

 

氷河期のころは

「 受かったらどこでもいい 」 が主流でしたので

自分の意に沿わない会社からの内定でも

そこしか内定をくれないから

とてもありがたく 受け取ったものです

 

しかし 意に沿わない会社は

本人にとって意に沿わない会社でしかなく

我慢ができずに 数か月で退職というケースが多かったように思います

 

そんな話を ある企業の人事担当の方としていたら

「 辞めるやつは辞める 」

「 ただそれだけ 」

という結論に達しました

 

確かにそういうことですね