遺族年金のしくみ  

遺族年金には遺族基礎年金遺族厚生年金遺族共済年金の3つがあります。
どの遺族年金を受け取るかは、亡くなった人の職業によって異なります。また、遺族年金をもらえる遺族の範囲も年金の種類により異なります。

自営業世帯(国民年金)
・遺族年金をもらえる対象者・・・1.子どものいる妻 2.子ども
遺族となった妻に子ども(18歳到達年度の末日までの子)がいなければ受け取れない
・もらえる年金は・・・遺族基礎年金

サラリーマン世帯(厚生年金)・公務員世帯(共済年金)
・遺族年金をもらえる対象者・・・1.子どものいる妻 2.子ども 3.孫 4.祖父母
子どものいない妻ももらえる。妻を除いて年令条件あり。
・もらえる年金は・・・遺族基礎年金遺族厚生年金(遺族共済年金)

妻が死亡した場合、どうなるの


国民年金が支給する遺族基礎年金を受け取れる遺族は、子どものある妻、または子どもと定められていますしたがって、夫が遺族基礎年金を受け取ることはできません。このようなケースでは、自営業世帯の妻などが支払っていた国民年金保険料が掛け捨てになってしまうので、要件を満たせば死亡一時金が支給されます。
一方、厚生年金から支給される遺族厚生年金は、夫も受け取れます。しかし、夫の年齢要件があり、実際に受け取れるのは60歳からです。夫が60歳になって自分の老齢厚生年金を受け取れる場合、遺族厚生年金と合わせてもらうことができないため、受給権が発生してもいずれか一方の金額の多いほうを受け取ることになります。
後期高齢者(長寿)医療制度で年金からの保険料の天引きが始まり、戸惑い・不安・怒りの声と多くのトラブルが発生しているようです。
これからますます、少子高齢化が進んでいくなか、老後の不安を解消するためにも今から準備が必要ですね。

公的年金を補完する個人年金

個人年金の加入目的は一般的に「老後の生活資金」の確保ですが、個人年金といってもいろいろなものがあり、取り扱っている機関も様々です。
個人年金の種類や内容などをよく確認し、自分が必要とする商品を選択しましょう。

生命保険会社では「個人年金保険」と「変額個人年金保険」を取り扱っています。
「個人年金保険」は、将来受け取る基本的な年金額(基本年金額)などが契約時に決まっている商品です。
対して「変額個人年金保険」は株式や債券を中心に資産を運用し、その運用実績によって年金額などが増えることもあれば減ることもある商品です。

「年金の受け取り期間」は一生涯? 
             それとも一定期間?


個人年金保険、変額個人年金保険を「年金の受取期間」でみると次のように大別されます。
1.一生涯受け取るタイプ(終身年金、保証期間付終身年金)
2.一定期間受け取るタイプ(確定年金、有期年金、保障期間付有期年金)

一生涯受け取るタイプは「公的年金」や「企業年金」の不足を補う「上乗せ資金」に、一定期間受け取るタイプは公的年金の支給開始までの「つなぎ資金」に適しています。
老後生活資金のベースとなる公的年金に対する不安が高まっています。これを機会に自分の将来を、じっくり見つめなおされてはいかがでしょう。
「急ぎの気持ちがあった」→「やってはいけない運転行動をした」→「衝突」のように多くの事故の背後要因として「急ぎの心理」があります。                             






人間の本能としての「急ぎの心理」
人間にはもともと、「他人よりも先に行きたい」という本能的欲求があります。さらに、車の運転に関しては、アクセルを踏むだけでどこへでも走ってくれるというたいへん便利で快適な環境におかれるため、その本能的な欲求が現れやすくなるといえます。

人(他の動物も)が最も優先する行動は、生命保存のための行動で、最も重要なものは、食料獲得の行動です。生きるために、他人よりも先行し食料を獲得する必要があります。このような生存競争を我々の祖先は長い間繰り返してきたに違いありません。

したがって、この先急ぎの行動メカニズムは、遺伝的に我々に与えられていると考えられます。

(日本交通心理学会編「人と車の心理学Q&A100」

私たちが道を歩いていて他の人に追い越されるだけでも不快に感じるように、このような、先急ぎの本能は日常のいろいろな場面で実感するところです。
しかし、ふだんはこの急ぎの心理を何とか押さえて生活しています。ところが、車の運転という便利で快適な環境におかれると、わずかなきっかけで、この本能的な急ぎの心理が顔を出してくるようです。

「急ぎの心理」が顔を出すとき
1.最初から急いでいたケース・・・出発が遅れ、約束の時間に間に合わせるなど
2.当初の予定が狂って途中から急ぐケース・・・渋滞に巻き込まれた・予定外の仕事が入ったなど
3.運転中突発的に「急ぎの心理」になるケース
・他車の動きによるもの・・・前車がノロノロしている・後続車がピッタリつけてきた
・道路環境、状況の変化・・・赤信号で待たされるケースが多い・信号の変わり目がもう来る
・同乗者などの存在によるもの・・・同乗者に運転がうまいと思われたい
・その他・・・車を運転すると早く走らないと気がすまない・カッコいい車に乗っている

急ぎの運転は一般的には、信号無視や一旦停止の無視、安全不確認などの「ルール違反」の運転をしがちになるほか、無理な追い越し、車間距離を詰める、車線を頻繁に変更する、クラクションを鳴らすなど、ふだんよりも荒っぽく、危険な行動をとる傾向があります。

急ぎの要因をつくらない・気持ちをコントロールするなど「急ぎの心理」への対処が必要です。
「急ぎは得ならず」ですね。